見出し画像

カッコイイ?ダサい?「トラックボール」の魅力

僕は自宅のPC操作に、トラックボールのマウスを使用している。

相棒のケンジントンくん

友人が遊びに来た時に
お前んちのマウス使いにくいんだよ!
と言われることうけあいだ。

今回はそんな「使いにくい」と評されるトラックボールについて語りたいと思う。

1.世の中にはいろんなマウスがある

僕がトラックボールを使うようになったきっかけは、職場の先輩だった。

僕は当時いわゆるテスターとして、膨大な量のテストをこなしていた。
四六時中マウスを握っているわけだが、そうすると段々手が痛くなってくる。
具体的には左クリックする人差し指、及びマウスをスライドする手首だ。

そんな折、横を見ると先輩が、レバー式マウスを使用していた。
さながらコックピットに座るパイロットである。
その姿を見て、僕は「変わった形のマウスもあるんだな」と思い立ち、その日の退社後ヨドバシカメラへ向かったのだった。

スティックも存在する

ヨドバシカメラには様々な種類のマウスがあったが、その中で僕の目を引いたのはトラックボールマウスだった。
「えーなにこれ、占い師みたいに玉をナデナデして操作すんのー!?」
使いこなせずお蔵入りになる可能性を感じつつも、好奇心に負けて僕はケンジントンのトラックボールを買ってしまったのだった。

ケンジントンにはトップ画に掲載している手の平で撫でるタイプの他、
人差し指で撫でるタイプ親指で撫でるタイプもある。
そしてまさかの空中タイプもある。

2.トラックボールのメリット・デメリット

トラックボールは個性的なマウスだが、2~3日、長く見積もっても一週間もすれば体が慣れて自然と操作できるようになる
皆さんも、最初に普通のマウスを握った時のことを思い出して欲しい。
カーソルを動かすのも、狙った対象をクリックするのも、どこかぎこちなかったはずだ。
トラックボールデビューすることで、小学生時代に技術の授業で感じたあのトキメキを、皆さんはもう一度感じることができる。

操作はすぐ慣れるとして、ここでは具体的なメリットとデメリットを紹介したいと思う。

メリット
・マウスをテーブル上で動かさなくていいので広いスペースが必要がない
 →狭いテーブルを使っていたり、モノが多いテーブルでは非常に助かる
・大型の画面であれば、一気にカーソルを動かすことができる
指だけでなく、腕や肩も疲れにくい
・変態デバイスを使いこなしている俺TUEEEE感

デメリット
細かい箇所の選択が難しい
 →デザインソフトなどを起動中、細かい箇所を選択したりするのが難しい
持ち歩きにくいので、デスクに据え置き限定になりがち
 →僕も出先でノートPCを使う際は普通のマウスだ
・他人が操作できない(触られたくない人にはメリットかも?)

さあ、あなたもトラックボールデビューだ!

僕はトラックボールを買って常々良かったと思っている。

テーブルを広く使えるというのは、タイピングだってゆとりを持てるし、サイドにジュースを置いても、参考書を開いていてもいい。
お菓子だって食べながら作業できる。

僕のマウスは手の平タイプなので、クリックの左右が入れ替わるだけで、カーソル自体は感覚で動かせる。
なので右利きの人でも慣れれば左手で操作できる
実際に右利きの僕はペンで文字を書きながら、左手で資料操作をしたりする時もある。

一度の人生、ちょっと変わったデバイスを使いこなしてワンランク上のITライフを送ってみてはいかがだろうか。


よろしければサポートお願いいたします! もっと面白い記事を書くための活動資金として充てさせていただきます!