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衝撃、初めてのおやき。

おやきを初めて見たのは、吉本の養成所NSCの授業だった。
NSCでは、ネタ見せやダンス、感情表現等いろいろな授業があり、その中の「集団コント」で一緒になったのだ。

因みに、当時のおやきは「おやき」から駆け離れた姿だった。

みなさんが何となくイメージするおやきはこんな風だと思うが、

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出会った頃のおやきはこう。


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体型こそぽっちゃりだが、金髪で眉毛が昔の田舎の高校生男子くらい剃られていた。
後々聞いた話だと、ずっと柔道をやってきていて髪型も眉毛もいじれなかったことからの反動らしい。

そして芸風は、


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とにかくテンション。
1にテンション2にテンション3も4も考える間もなくとにかくただただ常にテンションMAX。
緩急という言葉など始めから存在しない世界で生まれた生物の様だった。

こんなおやきを目の当たりにし、当時の私は


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と固く誓っていた。

しかし、集団コントの授業で一緒になることがあり、何となく苦手意識を持ったまま、おやきと初対面を果たすことになったのだ。



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これと一緒に、何をどうやってコントを考えればいいのか…。

憂鬱な私に、おやきの第一声は


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一見普通の受け答えだったのだが、


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からの、

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これだったため、印象はとても良くなった。

また、

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と私が言うと、

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何とも礼儀正しい。
芸風で人を判断しちゃいけないな、と反省。

……したのだが、この時の反省は全くしなくていいものだったと過去の自分に伝えたい。
芸風で判断して全く問題なかった。

ただ、体育会系で育ってきたため、礼儀の正しさを兼ねそろえていたのは事実だった。

憎めなさそうで余裕で憎める。

それがおやきの魅力なのかもしれない。

次回、そんなおやきの片鱗が早くも垣間見られます。

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