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産業保健サービスのゴールとは



最近耳に入ったがこちら

オフィス用品も人のサービスを提供する時代に・・・。
需要と供給がどうなのかは私も不明だが、今時点の私見を書いてみることにしました。

事業所側の考え(私の推測です)

・そもそも産業医とは?知らない企業も多いかも
・法的要求があるのでしぶしぶ選任しないとと思っているかも
・とりあえず専任して、あとはハンコだけもらっておけばいいかな、巡視?はて?
・コストがかかる。コストに見合った対応をしているのかわからない。上手く活用できない。
・メンタルヘルスが話題だけど、結局辞めてしまう従業員もいるのよね。。

産業保健側の考え

・労災発生や健康障害の発生は中小企業、小規模事業場が圧倒的に数字も所見も多い。
・ただ、専任義務がないため、サービスの手が届いていない。そこに介入したいが良い方法がみつからず(開業されている先生方が色々始めている様子もあるが)
・看護職を上手に活用してほしいが、ペイ(報酬)の問題もある。慈善事業ではないのと、産業医の月1回派遣のコストがかかってそれ以上手がかけられない企業もあるかも。

質の問題

リンク先の通り、せっかく導入しても会社にとって良いサービスを提供しているスタッフなのかはブラックボックスでくじのようなもの。良いサービスとは?産業保健スタッフを活用することによってのゴールとは?究極を言えば、産業保健スタッフに頼らずに自分たちで健康管理や安全管理ができている状態までもっていくことが使命のような気もする。自分の目標面談の時の達成目標値の設定時に時々考えるのだ。自分の仕事の究極の目標は私がいなくても会社が自分たちで健康管理施策を回せることではと。

産業保健スタッフの質は、健康経営に積極的に取り組んでいる企業もあるので一概には言えないが、産業保健スタッフの質の評価シート(ガイドライン?)を企業側にも提示することも乱立した産業保健派遣サービスにおいて一定の担保ができるのでは?と思うこともある。

社長さんがお金を払ってくれるか?

産業保健スタッフによる関わりがあった方が良いに決まっているのは理解できるが、その前にその企業の経営状況が良くないと難しい面もあるのではと考える。会社の経営で精いっぱいのところに健康の話をしても響く社長さんがどのくらいいるか(頭はわかっているけど売り上げに貢献できるのか・・?)
経営面についての支援とセットで考えるのも方法のひとつかもしれない。そうしたら聞く耳を持ってくれるのでは・・と思う。

答えを急がない勇気

こうした不確かなものはすぐに解はでないけど、考え続けることが大事のような気がする。最近読んだ答えを急がない勇気、ネガティブケイパビリティがまさに求められる。

とりとめのない内容でしたが同業種の方、色々思いを巡らせてみるきっかけになれば幸いです。


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