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#86 発想の掛け算でアイデアが生まれる

2024年7月8日、Podcast番組「Oh my week」第86回を配信しました。
今回は「発想の掛け算で生まれるアイデア」についてお話ししました。
↓AIによる文字起こしは下にあります

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!
Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけた「Oh!」な出来事・トピックを緩く掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。金曜日おはようございます。

Nishino:おはようございます。

Akari:本日は海外出張の続きということで、面白いレストランや最新のレストランがあったということで気になっております。

Nishino:そうなんです。さっきフーマーっていうネットスーパーで30分以内配達を実現するために、こう店内に見えますかね?こんな感じで配達員のもとにこのバックが届けられるレールがあって、従業員はモバイルオーダーが鳴った瞬間に「ウワー」って注文したオーダーをピックアップして、そのカバンをバックをここに吊るしていくっていう話をしたんですけど、そしたらこれを応用したレストランがあるからそこにも連れて行きますみたいなこと言ってくれて。そのレストランの話をします。

Akari:はい

Nishino:それも見てもらったら既視感がすごいと思うんです。

Akari:おー、すごい!スペースマウンテンみたい!

Nishino:それをエンタメと料理運ぶのに応用してて。

Akari:そっか、これ見せてるんか!わざと。すごーい。

Nishino:こう店内をまわして、1箇所から特にまわすみたいなエンタメ要素を入れたりすると、こんな感じで同じ技術とかでも発想を変えるだけで、これ料理でも使えないかとかそうやって掛け算していくと新しいアイディアになる。じゃあこれを工場で使うとどうなのかとか。

Akari:おもしろい。

Nishino:もうちょっと要素分解すると。同じ場所に届けるのに、そうやった方が効率いいから、なんか別にこれじゃないけど別の方法があるんじゃないかとかいう感じで。こういう感じでアイディアって発散していくと、これまでなかった様な発想になるんじゃないかなと思っていて。応用ではないのかもしれないけど。あるなと思って。

Akari:なるほど!

Nishino:あとこれもね、店内にロボットが非常にあったっていうのでこんな感じで当然。

Akari:おー

Nishino:こういうので配達運ばれるケースもあります。

Akari:わー、すごい。

Nishino:でも基本的にあの我々以外全員、子供連れで。こんな大人だけのグループはなかったです、ちなみに。

Akari:ほんとだー!やっぱりエンタメ要素が強いからなんですかね。

Nishino:うん、そうだと思う。ファミリー層しかいなかった感じですね、我々大人でめちゃくちゃ興奮してすごいみたいな。

Akari:いいですね。なんか、あれですね、日本って海外から、このスシローとかの配達レーンとか、すごいとか言われてますけど、全然こっちの方が感動するというか。でもこれ日本でどっか導入したら、一気にインバウンド効果も含め、爆発しそうだなって。

Nishino:うんうん。確かに流行りそうでありそうですね。お寿司とかこれで運んだらね。

Akari:ですよね、すごーい!

Nishino:でも、もう次行くかっていうといかないなと思ってしまったと..。やっぱりなんかストレスフリーさとか、何かやっぱ決定的な決め手がない。繰り返しリピートにはならないのかなっていうことを思いました。本質的な価値は何かっていうことを突き詰める必要があるということで、フーマー生鮮食品だから、新鮮なものが早く届くっていうのが多分本質的なコア価値というかじゃない。

Akari:んー、はい。

Nishino:で、この料理屋さんにおいては、もちろん日常的に行くってことを考えたら、安くて早くて美味しいみたいなところなのか、でも多分、何回もリピートするって考えたらそこら辺に行きつきそう。美味しいとか少なくとも。ご飯だから。料理食べに行くわけだから。そうじゃないですかね。何回も行くって考えたら、高すぎたら無理だと思うから、妥当な金額でしっかり美味しいってところだと思う。

Akari:はい。

Nishino:だからあのエンタメ要素があることは、そういうその中では、絶対家族連れで行きたいところとかに選ばれる可能性あるけど、そのリピートとか日常使いって考えた時には結構不利だなぁと思ってて。

Akari:なるほど!

Nishino:理由の一個が、あと後半はほとんどレンチンに近いようなものだったんですね。割とレンチンはちょっとこれ失礼かもしれないけど。なんでレンチンって言ったかっていうと、だったらいっそのこと、無人。人も本当にいませんみたいな。

Akari:なるほど!あー、そうなんですね、はい。

Nishino:なんだろう。もう全部レンジで動いてますとかだったら面白いけど、そこまで普通に人はいるんだけど結構クオリティはそういう感じだった。

Akari:なるほど。

Nishino:それは、そうだよねって話で。だからなんかそこも、なんでさっきお寿司って言ったらなんか、そういうのがこうやってちゃんとしかもあと結構動きとしてまあ普通にエンタメだからそうなんだけど。あの動きとして普通に無駄な動きはあるわけじゃないですか。これはいいエンタメだから。

Nishino:エンタメだからそれは絶対必要なんだけど。この技術はやっぱ、フーマは無駄がないことに使っているから、そこは結構違う。でもエンタメの中では良いし、家族向きファミリーレストランとしては、それで成立して。結構安いらしいからそうなるともう本当みんな使うよねっていう世界観になるけど、これはマスになっていくと思う。

Akari:えー、はいはい。

Nishino:みんな行くかっていうと、なんか結構選んじゃうよねっていうところ。ターゲットできるだけ広くしたいんだったら、やっぱコア価値に集中すべきっていうのがやっぱ思ったなぁと思いました。

Akari:なるほど!確かにリピートはしなさそうですもんね。短期間という感じ。

Nishino:そう。プラスそのターゲットが広くなるものって、そういうものだよね。と思った。でもなんかどっちがいいとか、ここまで振り切るから、そういう子供ファミリー層は獲得できるっていう。その中ではトップになれるじゃないですか。エンタメ系レストランといえばここになるけれども。僕はなんか目指したいなそういう。できるだけ多くの人に使ってもらう「普遍的」であるってことが大事だと思うから、そうなってくるとやっぱ、とがりすぎているというか。変な方向に、奇抜?すぎるとある層には刺さるけどマスでは無い。

Akari:なるほど、はいはい。

Nishino:そんなイメージ。だからiPhoneだって、めちゃくちゃ究極にこうシンプルというか。みたいなものに立ち返りたいなと思ったのが、この先進レストランで感じたことですかね。うん。あとフーマーで感じたことでした。

Akari:なるほどなるほど、なるほど、面白い!ということで、今回もお聞き頂きありがとうございました!Oh my weekは毎朝8時に配信しています。ぜひチャンネル登録してお聞きいただけると嬉しいです。月曜日もOh全開で行きましょう!ありがとうございました。

Nishino:ありがとうございました !!


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