見出し画像

#90 西野流お金の使い方

2024年7月12日、Podcast番組「Oh my week」第90回を配信しました。
今回は「西野流お金の使い方」についてお話ししました。
↓AIによる文字起こしは下にあります

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけた「Oh!」な出来事・トピックを緩く掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。金曜日おはようございます。

Nishino:おはようございます。

Akari:今日は質問会で行きたいんですけど、ちょうど7月の頭ということでボーナス世間では入ってる人が多いんじゃないかなと思っていて。なんかお金の使い方とかのティップスがあれば是非お聞きしたいなと思っています。

Nishino:ありがとうございます。ありがとうございますってなんかおかしい…切って欲しい(笑)でもこれ癖でありがとうございますって言う人、いるよね。って僕も言うんだけど(笑)結構あれやめた方がいいよって言われて、良い時もあるけど、なんか結構毎回ありがとうございますって言ってるのが気になります(っていう声がある)。ラジオの時かな。生放送のラジオか何かで結局質問の度にありがとうございますが、すごい気になるってXかなんかでいくつ書かれて…ちょっと危ない、口が良くなかったですね。

Akari:笑

Nishino:コメントいただいたことがあるんですよ。ありがとうございますが多いみたいな。聞いてくれてカウントしてたのかな「ありがとうございますまた言った!」「また言った!」みたいな。いや、それはそれで有難いんでまあこれじゃあ使ってもらって大丈夫ですけど(笑)

Akari:ありがとうございます(笑)

Nishino:ありがとうございます。で、結論もうみんな言ってる事同じかもしれないけど結局やっぱ自分に投資すべきみたいな話。自己投資っていうところになっちゃうかなと思ってて。自己投資ってあんま好きじゃないんですけど、ぶっちゃけ言葉として、なんか投資っていう言い方がなんか気持ち悪いのが回収前提だから嫌なのかな。なんか今、しっくり来ました。僕の中で。何で違和感かって投資って言ったら、なんかこう増えることを期待しちゃってる感じあるじゃないですか。ちょっとなんかそれが気持ち悪いなと思っちゃってるんですけれども。まあ自分に使うってことですかね。で、これよく聞かれるから言うんですけど。僕、昔から大学生の時からパソコン、すぐマック買ったり、自分のお金で買ったりとか、結構躊躇なくやってたんですよね。インターンの時とかも結構いいマックとかを買ってたりしました。20万ぐらいするやつ。でも今からしたらそこまでかな。でも当時、バイトで15万とか10万とかで、20万って結構ですけど、一人暮らししながら。あと本とかも結構買ってて、おすすめされたものとか。あと、また別の話でいいかなと思ったんですけど、結構共通することとして言われたらすぐポチるみたいな。前も話した気がする。結構すぐポチるかどうかって性格出るかなと思う。今でも覚えてるんですけど、その大学生の3年の時にインターンやった時に、インターンとか募集してなかったんですけど、その業界、それはまた別の話としてどっかで話したいんですけど、オープンロジっていう物流系のスタートアップ、テックスタートアップがあるんですけど、なんかそこのビジネスモデルが好きというか、それが自分にドンピシャすぎて自分が解決したいとしてる課題を解決しているサービス。なかったら、もう自分でやりたいと思ってたぐらいのところにインターンしたいですって言って入ったんですけど、なんか僕はその思いとかに結構ひかれて。だからインターンとして1号だったんですよ。当然インターンいなかったから1号インターンだったんですけど、選んでもらったと思ったらなんかそれもあるって言ってたけど、一個言ってくださったのが当時の相沢さんって方に最後本かなんか、これ読むと面白いよって言ってた、物流系の本だと思うんですけど、物流崩壊みたいな。ヤマトの本だったと思うんですけど、それを言われた瞬間、すぐ買ってたらしいんですよね。アマゾンでポチッてたみたいな。とにかくすぐ買ってたと。なんかそれすごい印象だったし。なんかそれできる人だよみたいなこと言われた。その当時は分かんなかったんですけど、勧められて買うの普通じゃんみたな。でも意外とできない人が多いんだよみたいな。ありがとうございますで、返してくる人と、もう買いましたっていう人だとなんか結構違うねみたいになってて。今も僕、結構人に勧めててすぐ買いましたっていう人って、確かにすごいなと思うし。大体そういう人って行動が早いから、いろんな常に新しいことしてる感じで話し戻すとそんな感じ。結構惜しみなく…なんか本も一個分かりやすいじゃないですか。人から勧められてこれ読んだらなんかいいよって言われて、ある意味自分のために買うみたいな話じゃないですか。パソコンもそうじゃないですか。パッと見、別に安いパソコンでもいいけど、一番いいやつ買うことによって生産性上がるかもしれないしみたいな。大して変わらないと思うんですけど、後でお金溜まったら買うとかじゃなくて、もうすぐ買うみたいな。パソコンも、あんまり良くないと思うんですけど、普通にクレジット分割とかで二分割までは手数料かからなかったりするじゃないですか。10万とかの物もワンチャン5万5万だからまあいけるなみたいな。絶対良くない考え方だし、これ絶対ダメだと思うけど。でもその場でやっぱ早く買った方が。でも、その考え方は僕結構あって。だって1カ月後に買う価値、買って使う価値と今この瞬間、手に入れて使う価値って結構価値は違うと思っていて、値段はむしろ安くなるけど、パソコンとかだって。もちろん期間が経った方が安くなるから。もちろん経済合理的に言ったら、発売日当初よりも遅れた方が安くなっていく。リセールされて安くなるけれども、その先に味わえる、Apple Vision Proも交通費10万ぐらいかけて行ってるんですけど、ハワイまで行って買って、しかも円安で。だからめちゃくちゃ高いんだけれども、そこでの食事とかもあるから結果そのくらいかけて、でも多分だいぶ早く買えた訳じゃないですか。で、体験できたっていう価値はやっぱ今ちょうどApple Vision Pro発売されたから言いますけど、ああいうのもすぐに試している人と試してない人は勿論、価格だけで言ったらどんどん値段は安くなってくる。けれども、今この瞬間に試せてる人、体験会やったらこれ本当に今試してよかったってすごい言ってた方多かった。だけど、そういう使い方をしていくみたいなのはあるかな。
てかあれですね。どういう使い方をしたらいいですか?っていう回答じゃなくて、僕がこう使ってますって話になってたから答えになってない気がしてきました。

Akari:いやいやいや、すごく面白いなと思って。なんかでも西野さんが欲しいって思う基準ってどこにあるんですか?便利だからとか、逆にナチュラルに純粋に興味があって欲しいとか、何か基準とかってあります?

Nishino:正当化して言うと、多分実質は欲しいって、自分がただ欲しいっていうのでApple Vision Pro買ってるんですけど。ただ、意識してるのは基本あんまり買わないもの。人がすぐには買えないだろうもの。例えばMacBookだとAirは買う人いるかもしれないけどProの最上位モデルは多分買ってないんだろうなとか。2つあって、とにかく良い物を買おうと思ってますね。あの仕事とかで使うんであれば、それがわかんないですよ。別にでも大きいほうがいいみたいな話と一緒で、なんか早くて困ることってないじゃないですか。処理速度が速いからそういうものは惜しみなく、でも結果、それはなんか欲しいからって話もあるし何となくいいじゃんって思ってるところもある、なんかかっこいいじゃんて言うのもあるけれども、本質的にそういう速さとかが買えるんだったら、ファストパスとか絶対買うし。そういう速さ系とかはもうガンガン買う。だって効率化されるならいいじゃんって。結果何個も買って効率化されないってオチも何回か経験しましたけど、自動化するたびに色んなツールが増えて…スマートフォーム化したいって言って、色んな至るところにスイッチあったり、スマホいちいち起動したりとかして。もうこれスイッチ押したら早いじゃんみたいに思ったりとか、鍵取り出す方が早いんじゃないの?みたいな。スマホ起動しながら操作してる間に、いや、もうこの瞬間が鍵開いたよね、みたいな話あるけれども。そういう効率化するみたいな文脈は昔からお金をかなり使ってきた感じがします。Apple Vision Proとかも速さを買ってるっていう意味で、そこはもう値段というより早く経験したりすることに価値がありそう。

Akari:西野さんは時間の価値っていうところに重きを置いているっていう印象です。

Nishino:そうだと思います。かける新しいテクノロジー。それも新しいもの、早く体験するっていう意味で、やっぱりスピード、速さをちゃんと買って。本とかもそうだと思うんですよ。本とかも図書館で例えば借りるとか後でいいやとかはあると思うんですけど、それもその瞬間買ってちょっとでも一行でも数行でもばーって僕読むですけど、読んだ瞬間ちょっとでも入ったら、それもめちゃくちゃ価値あるじゃないですか。しかもその本って1500円とかですけど、すごい時間をかけて書くじゃないですか。ユニクロ本って数年かけて書いたとかって。最近それがワンクリックで買えて、ちょっとでも読める。だとしたら、めちゃくちゃもう価値としては大変じゃないですか。で、時間を買ってるじゃないですか。自分が取材してとかやってたら…っていう話もあるから、そういう意味で本とかもすぐ買うっていうのもすぐ買ってすぐ読めばそれだけですごい。でもわかります。なんか中古の方が安い、1円とかの本もあるじゃないですか。だけどそれって届くのが7日後とかですとか4日後とかじゃないですか。その間に払って読めて。いや、そんなに全部読み切れないとしても、少しでも気になるところがあったりしたら、もうそれだけで、その数年分かけて書いたものをそれだけを、なんかそこを買ってるって感じです。

Akari:お金の使い方ってところで言うと、物の値段とか価値だけじゃなくて、体験…まるごと体験価値ってところを意識するって言うことですよね。

Nishino:めっちゃそうですね。コスパじゃない。でも結局広い目で見るとコスパだと思ってるんですけど。目先のコスパは悪いけども。

Akari:それが周り回ってってことですよね。なるほどなるほど。

Nishino:そうそうそうそう。でもそれは正当化してるだけで、ただ早く読みたいとか、僕はせっかちなんでもう待てないっていう、ただただすぐ欲しい、で、大きい方がいい。大きいっていうのは早い方がいいとか、それはもう、ロマンみたいなところも多少は絶対あるんで。一応正当化しとくと結果コスパがいいんじゃないかなとは思ってます。

Akari:なるほど。ありがとうございます。
じゃあ、ボーナス入った人はぜひそう言うところも意識して。

Nishino:貯めるが一番ないんじゃないかなと思ってます。これは言っていいか分かんないですけど、ほんとに残高とか見ない。会社は別です。自分の話をしてますよ。会社で僕が見ないとか、ありえないですけど。それはないですけど、自分のものに関しては本当に見ない。必要に応じてみますよ。だけど本当に見ないですね。でもそれは今だからじゃないですか?とか、社会人だからじゃないですかとよく言われてたんですけど、本当にずっと学生の時から残高四桁とか全然気付いたらあれみたいな。ギリギリだったみたいな。インターン生の時でもなんかそういう感じでしたね。そこで我慢するとかなくて何とかするっていう感じで、何とかして絶対欲しいものは手に入れるみたいな感じでね。旅行とかも行ってたし。

Akari:へぇ〜。なんか今を生きてる感じがしますね。

Nishino:なんか貯金するってことが趣味ですとか。本当にいまだにやっぱまだ理解できない。いや理解は理解はできるけど、なんかこう納得はしないみたいなのはある気がしますね。しようともまだあんま思わないという感じですかね。

Akari:なるほど。はい、ありがとうございます。ということで、今回もお聞き頂きありがとうございました!Oh my weekは毎朝8時に配信しています。ぜひチャンネル登録してお聞きいただけると嬉しいです。金曜日もOh全開で行きましょう!ありがとうございました。

Nishino:ありがとうございました !!

▼収録後のアフタートーク▼

Akari:ちょっとここからはアフタートークというかゆるく喋りたいので、興味のある方は聞いてください。
私昨日スタバで作業してたら【限りある時間の使い方】って今バズってる本あるじゃないですか。

Nishino:あー…なんか聞いたことある、あれ?買ってるかな。見てみよう。

Akari:あれを机の上に置きながらずっとネットサーフィンしてる人が隣にいて!

Nishino:(笑)めっちゃ面白いじゃん!

Akari:すごいその本が気になったんで、ちょっとぱらっと読んでみたら、ただの小手先の時間の使い方、ティップス的なことじゃなくて、時間とはみたいな割と哲学的な話で面白かったんですよ。

Nishino:今買いました。ありがとうございます。

Akari:ええー!!

Nishino:まあ、こういう感じですね(笑)

Akari:さすがですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?