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#68 前提を疑え

2024年6月19日、Podcast番組「Oh my week」第68回を配信しました。
今回は「目標に対する前提」についてお話ししました。
↓AIによる文字起こしは下にあります

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけた「Oh!」な出来事・トピックを緩く掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。水曜日おはようございます。

Nishinお:これもまた土曜日の朝撮ってるんですけれども、昨日がその全社集会でした。金曜日の毎週月初にやってるんですけれども。それのここ数ヶ月ですね、COO大地さんからのプチ講義みたいなやつが大変好評っていう話をシェアできればなと思ってます。
どういう内容かっていうと、Oh my teethの目標は当然高いですと。残り4ヶ月切ったていうタイミングでうまくいってる数字もあれば、やっぱりビハインドしている数字もあります。そのビハインドしている数字をここの4ヶ月で達成するために、前提をひっくり返さないといけない。要はもう今の延長で言っても到達しない。「これを絶対に達成したい」という話をまず僕がして、「なぜ達成したいのか」、その達成するマインドは「こういうマインド」「こういう考え方が必要だよね」っていうのを大地さんに抗議してもらったんですね。その内容が結構シンプルな話で、いろんな前提に皆さんは気づいたら縛られてます。だけど、ビジネスとその勉強とかの違いって何かっていうとビジネスはルールなんてほぼない。勉強はありますよね、例えばカンニングしちゃいけませんとか、調べちゃいけませんとか、時間内にやらないといけないですとかあるじゃないですか。一時間以内にやらないといけないとか、いろんなルールがあるんですが。つまり何が言いたいかというと、気づいたらバイアスの塊というか前提条件に縛られてアイデアを発散していることが多い

Akari:うん、なるほど〜。

Nishino:なのでそのworkshopをやりますというので、最初に最近あった事例を大地さんが「こういう前提を外してこういう成果が出た」というのを共有して、「常識を疑ってやったら成果が出たから、これを皆さんに体験してほしいです」と。そして各チームのパネルディスカッションみたいな感じで、Oh my teethの9月末の目標に対してここが足かせになってる、ここが課題であるみたいなところを各チームのリーダーに発表してもらって、それに対してオーディエンス50人、60人昨日参加してましたけど自由に好き勝手「こんなアイデアあるんじゃないですか」「こうしたらいいんじゃないですか」みたいなのを出し合うみたいな会をやりました。

Akari:へえ〜。

Nishino:そしたそれがめちゃくちゃ盛り上がったし、やっぱり他のチーム、普段考えてない人からのアイデアって前提条件に縛られてなくて「確かに」みたいな。やっぱ普段業務していると「それはないでしょう」みたいな「それはさすがに常識的にないよね」みたいな話も。一見確かに「別にそうやるって決めてないよな」みたいなっていうルールが出て、何かそこで具体的にこうする(How)というのではなく。僕が伝えたかったその目的は、普段の業務とか、多分これを聞いてくださってる方も何か気づいたら前提条件が足かせになって意思決定されているとかアイデア出しになっていることが多いと思うので、ぜひ一旦それを外して。だってもう難しいゴールなんて今のまま行っても絶対行かないというところを多分皆さん立てられてると思うんです。だけど、「何で行くのか」みたいな目標を多分皆さん掲げている人は多くはないと思うので、そのゴールを作るためにはその一個前の前提のところ、発射台が変わらないと変わらない。いくらこの状態でHowを考えても達成はなかなか難しいからこそ、前提の部分を大きく変えていくと良い方向に行く道もあるかもしれないし、逆に下がっていく道もあるかもしれないんだけれども。でも前提を変えちゃうっとことだから全然失敗する可能性もあるけども、ゴール目指すんだったらそんくらいの大きなチャレンジになるように。

Akari:うんうん。

Nishino:水曜日はちょっと一瞬月・火と皆さん駆け抜けて、今日下がる方もいるんじゃないかなと思うんですけど、そういう時こそ前提を外せないかみたいなのを考えて、木・金とまだあと2日もあるわけですから駆け抜けれるんじゃないかなと思ってます。

Akari:そうですね。前提条件ってやっぱりすごくもう自分の中では当たり前になっちゃってるからこそ誰かと話す、むしろその業務に全く関わってないような人と話すとか、そういうのってめっちゃ大事だなって思いました。みんなが当たり前でやってるところで、みんなで議論しても出てこないと思っていて、全然知らない人からの意見とかインターン生とかから意外と出てくるみたいなのはあるなぁと思っていてですね。私も最近転職したばっかりで、今まで前職にはなかった縛り、「ここの会社はここに縛りがあるんだ」みたいなのが結構新鮮だったりもするので、「私に聞け」みたいなことではないんですが、そういう新しく転職してきた人とかに聞くと意外と面白かったりするんじゃないかなと思いました。

Nishino:それはめちゃくちゃあると思うし、大事ですね。とはいえ、そうなる上において大事なのは、一個言ったらそれが「なるほど」とか「考えてなかった」ってことも少ないは少ないじゃないですか。ここで多分大事なのは、そういう「トライをめちゃくちゃ歓迎する」っていう姿勢、というか受け入れ側として「ありがとね〜」みたいな感じだったら「やっぱりすでに考えてましたか」みたいな感じで次言えなくなっちゃうじゃないですか。その次がもしかしたらキラーアイデアの可能性もあるけど。やっぱり忙しかったりするからなんか軽くそういうのってあしらっちゃう、こっちもそんな時に無邪気なアイデアを言われてそれがもうそんなのはこうだみたいなの言われた時とかって気持ちはわかるけど、でもその方にとっては勇気を持って言ってくださったことじゃないですか。だかその受け入れ姿勢みたいなのは受け取る側もかなり意識するべきだと思います。よくある言葉で「心理的安全性」みたいなことだと思うんですけど、それを作る空気感にしてかないと。やっぱ他部署からね提案するとか勇気がいるから、そこはもう「何を言っても安全である」っていう状態を作るべきだと思う。というのでそのパネルディスカッションの前に合意を取ったのも良かったなと思ってて、「アイデア出しの前に一個だけ合意します」みたいな感じで、前にちょっとちらっと言ったかな「ここは安全思いつき推奨」だったんですけどそれを語呂が悪いから「ここは安全 思いつき歓迎」っていう感じにしました。

Nishino:あと「縛りは一定大事」だなとも思うんですよね、なんか逆説的ですけど。

Akari:ありましたね。縛りがあるからこそのイノベーション。

Nishino:ありましたよね。そこはもうまくいろんなフレームワークを発散したりとか、発散するときもあえて枠組みを一個決めた上でやるとか、そこはあの手この手アイデアを出るような環境場づくりや、制限をあえて入れてみるとかもそうだし、逆に取っ払うっていうこともあるし、ここら辺をうまく使いこなせるとブレストははかどるんじゃないかなと思います。
シックスハット法の話もあったと思うから、ブレストについて聞いておくべきPodcastみたいなのが作れそうです。概要欄に載せておきます。

Akari:はい、ということで今回は前提を取っ払うっていうところから入っていったんですけど、さっきも出たように過去のアーカイブもいろいろ見ていただくと全部が何か繋がってくるかなと思うのでチェックいただけると嬉しいです。ということで本日もお聞きいただきありがとうございました。Oh my weekは毎朝8時に配信しております。現在YouTubeチャンネル登録者数が100人を超えました。ありがとうございます。次は200人を目指して、いろいろ大なトピックをビジネスのヒントを届けられるように頑張りますので、チャンネル登録まだの方はしていただいてお聞きいただけると嬉しいです!水曜日も頑張りましょう!

Nishino・Akari:本日もお聞きいただきありがとうございました!!!


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