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ただのひとり



私は空間を持っている。

身体という空間。



この空間は体調が良いときは空気のように存在する。

この空間を体調が良いときは思考が支配する。



この空間はなんだろう。

37兆とも60兆ともいわれる細胞の織りなす奇跡の空間。



身体のまわりにはエネルギーが層を成し、

この空間を空へと広げ、空につながり、

ただひとつの宇宙を形成する。

一方、

私の中では思考が湧き、

ただのひとりを形成する。

ただのひとりが、

ただひとつの宇宙となるには、

なにが必要だろう。



ただのひとりが、

ただひとつの宇宙となるには、

何を手放せばいいのだろう。






こんな思考も手放して


お茶でも飲んで


ぼーっとして


ただここに佇めば


いつの間にか時は消え


わたしは空へと繋がって


わたしは宇宙へ回帰する。


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