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お月様ってどうやったら綺麗に撮れるんだろう。

昨日は中秋の名月だった。
本当の満月は今日だ。中秋の名月が満月とは限らないんだ。
今年は部分日食もあるらしい。

ベランダに出てお月様を見てたけれど、なんとも暑くてじっとしていられなかった。まだこんなに暑いなんて、しかも夜。
澄んだ空とお月様に全く似合わない気温だった。風もなく、湿度が高い。
冷たいお茶を持ってテラスのベンチに座って風流を決め込んだつもりだったのに、辛抱できずにクーラーの効いた部屋に逆戻り。

お団子とか食べたかったなあ。
子供の頃は自分で用意しなくてもよかったけれど、今はそうもいかないし、近所にあった素敵なスーパーが閉店して、ドラッグストアになっちゃったから、お団子の粉なんて売ってない。

退屈だ。

そして、カメラ。
いや、カメラのせいじゃなくて私のせいなんだけど、いくら綺麗にお月様を写そうとしても、ネットとかで見るみたいにクリアで柄がはっきりしたお月様が撮れない。

うちのもう1人のデザイナーは、すごくきれいにお月様を撮る。
まじで、ウサギいるね。みたいな。

三脚たててるらしいけど、やっぱそういうものがいるのか。

月の周りにあるボヤッとした光をクリアにするにはどうしたらいいんだろう。
聞けばいいんだけど、なんかね。
自分で調べてみよう。

あー、臨場感があって凛としたクールな青と、透明感のある薄い黄色の混じった澄んだお月様を撮ってみたい。
カメラが趣味の人は、昨日お月様撮っただろうか。でもさ、今日が本番の満月らしいから、今日の夜も挑戦してみようかな。
昨日より涼しいといいなあ。

今はスマホのカメラでも、月の柄が綺麗に写るらしい。ふむ。
カメラって難しい。みんなよくあんなにいい感じで撮れるよなあと感心する。

センスは悪くないと思ってる。いや、思いたい。
画角っていうの?そういうのじゃなくて、深みっていうか、空気感っていうか、そういうのを上手に切り取ってる人の写真を見ると、いいなあって思う。

被写体とか特別な場所とかじゃなくてもいいんだよね。もちろんそんな場所で撮ったとしても、撮った人によるわけで、やっぱり、私が好きな写真を撮る人って、どこで撮っても、何を撮っても、その人の写真になってる。
羨ましいぜ。練習あるのみなのか。

何日か前、恐ろしいくらい綺麗な夕日の日があって、その写真を(スマホカメラだけど)撮ってあげてたら、それを見た知り合いが、同じ夕日を撮ってたらしく、わたしの写真を見て「空もきれいだし、写真もきれい。私が撮った写真とは比べ物にならない」みたいなコメントを書いてきた。
でも、そうじゃないと思うんだよね。
だから「そんなんじゃなくて、その場所にいて、それを綺麗ねと思って、心が動いた人はみんなおんなじだよ」って返した。
そういう時は写真の出来なんてどうでもいいんじゃないかと思う。
綺麗だなあって思って、写真撮りたいなあって思って、シャッターを押した。
そこで完結してるんだと思う。

あんな夕日を目の当たりにして何も感じないんだったら、そうかぁって感じになるかもしれないけれど、立ち止まって眺めた時点でなにかは捉えた気がする。

まあ、別に立ち止まらなくても、何も思わなくてもいいんだけどね。
それはそれで。

よし、今日の夜もう一回お月様撮ってみよう。
うーーー、やっぱりどうやって撮ったらいいのか素直に聞こう。

こういうのはできる人に教わるのが手っ取り早いからな。

教えてらう授業料に、お団子買ってこようかなあ。

お団子だけに、菓子はつくらないってね。
お後がよろしいようで。
よろしいか?

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