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「本当に好きな人」の本当ってなんだ。

もう、彼岸花が咲いてた。

昨日、カフェにいた本を静かに読んでていい感じだったのに、一瞬にしていい感じじゃなくなった男性の便座事件を書いてて思い出しだんだけれど、以前、周りにいたお姉さん方に「どんな男性がタイプなの?」と聞かれた時、タイプっていうのはわからなかったから、こんな人はちょっと苦手だっていう話をした事がある。
そうしたら、

「〇〇ちゃんは、本当に好きな人ができた事がないから、そんなこと言うんだよ。」って言われた。

そんな事とは、便座の件然り、ハンカチ持ってない人とか、お風呂入らない人とか、音楽とか本とか映画とかに興味ない人とか、旅行が嫌いとか、いろんな食事を楽しめないとか、レストランとかで店員さんに横柄とか、話し声がでかいとか、1人の時間を楽しめないとか。

今思いつくだけでそのくらいな事だけど、お姉さん達が言う「本当に好きな人」とやらが出来たら、そんな瑣末な事はどうでも良くなるって事なんだろうか。

でもさ、じゃあその「本当に好きな人」っていうのは、どの時点でどの部分を好きになったって事なんだろう。

どこをどんな風に好きになったら「本当に好きな人」になるんだろう。
ちょっと意味がわからない。
一応、何かのきっかけで好きになったとして、その後気になる部分が出てきて、ちょっとずつ嫌いになって行くのは「本当に好きな人」じゃないんだ。まあ、そりゃそうか。

一目惚れがいいってこと?
でも、それだってもしもその後一緒に過ごしてみて、話が噛み合わなかったり、趣味が違ったり、何回言っても便座を下さなかったりが続いても、それでも「本当に好きな人」だったら許せるんだ。
許すって言ったら偉そうか。
我慢できるってこと?
えーーーーだったら、一緒にいなくていいなあ。

そのお姉さんたちは「本当に好きな人」に出会った事があるんだろうか。
私が見た感じでは、色々な人と付き合ったり別れたりしてきたように見えていたが「本当に好きな人」ってそんなに何人もいる物なんだ。

単語的に「本当に好きな人」って聞くと、一生のうちに1人みたいな感じに思うのだけれど、そうでもないのかな。

何人もいるなんて「本当」の意味はどこにあるんだろう。
なーんか、お姉さんぶって言ってた割には都合のいい話にも思えるなあ。
彼女たちがお付き合いする人たちは、毎回「本当に好きな人」だったんだろうか。
だったら、どうして、何が理由で別れたっていうんだろう。
「本当に好きな人」に出会ったら些細なことは気にならないって言ってるのと、矛盾してる気がする。
あー別れた理由は、些細なことじゃないのか。
だったらもっとおかしいじゃん。
変なの。

そうそう、パンダは昔、肉食だったらしい。
これは知らなかったのでちょっと驚いた。
あの絶妙な白黒だから、他の熊より群を抜いて特別可愛いと思われれてる熊が、口から血をダラダラ垂らしながらウサギとか鶏とかガツガツ食べてたら、ちょっと今の人気の位置に君臨できているのかどうか、定かではない気もする。

白と黒に微妙に赤が混じるだけで、ちょっとなって感じ。
でも生息できる環境下で生き抜くために笹を食べるようになったらしい。
計算通りだったらどうしよう。

「ねえねえ、僕達って、このまま肉食だったらなんだか『可愛い』から縁遠くない?」

「そうね、せっかくこんなに愛らしい垂れ目に見せてくれる目の周りの黒い柄があるんだし、ちょっと路線変更してみる?」

「そうだよ、この辺りじゃ肉確保するのも大変だし、笹、たくさんあるから笹ってどうよ?」

「いいわね、でも肉と同じくらいカロリー摂取するなら、結構な量食べないとね。」

「あっ、そうだ。いいこと思いついた。なまけものっているじゃん?あいつってカロリーセーブするためにあんなにゆっくり動くようにしてるんでしょ?あれだよあれ。そんなに可愛くないくせに、あの動きでなんだかいい奴っぽく見えるし。」

「そうね、若干目の周りの柄も垂れ目っぽく見せてるしね。決まり!明日から笹食べるわよ、笹。」
みたいな。

肉食を諦めることで、名実ともに今の人気を確立させたって事だったら、結構な策士だな。

いや、別にパンダが嫌いなわけじゃないよ。
もともと肉食だったのに急に笹に移行できるって相当なもんだなあと思ったから。

今日もくだらない事を考えて過ごしました。とさ。

でも、ちょっとご機嫌。
仕事がひとつ片付いたよん。
誰も褒めてくれないから、自分で褒める。
偉いなあ、偉いよ。
当たり前って言わないで、当たり前のことでも出来ない人だっているんだから、いいとしよう。明日もがんばろーっと。

こういうクモってスタバに住んでると、
スコーンのかけらも
食べるようになるんだろうか。
肉食やめてもそんなに人気が出るかどうか・・・。
おまけにこいつは肉食だからこその人気っていうか、いてもいいよ的な感じを得てる気もする。


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