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「窓際のスパイ」シーズン1見終わった。ぬか漬けもできあがった☆

今日は昨日とは打って変わって、夏空なのかと見紛うばかりの空。
昨日雨だったせいか空気の密度も濃い。
午後からのお出かけまでに、ちょっとだけでも涼しくならないかなあと思うけれど、窓に反射する光を見てると、これからますます暑くなりますよーって笑われてるようで、こっちこそ笑える。

お出かけは、お父さんのところにぬか漬けををお届けするのだ。
出来たよ、出来た。
初めてのぬか床は、まだこなれていないらしい事を教わったので、とりあえず最初のきゅうりは私が食べて、それを取り出した後のぬか床に、きゅうりとナスと大根を入れてみた。計算上、持っていく前にちょうどいい加減になっているはず!と、思いたい。

でも、最初のきゅうりも確かにこなれていない新しい感じの味だったけど、ご飯は進んだ。それは私が食いしん坊なだけなのかもしれないが。

「窓際のスパイ」シーズン1見終わった。良かった、良かった。

今でこそ日本にもいろんな国のたくさんの海外の方が住んでいるけれど、ちょっと前まで日本は島国気質っていうか「隣の県の人があんまり好きじゃない」程度の事を言う人がいるくらいで、テレビとかでもそういう事を題材に面白おかしく番組作ったりしてるお気楽な国だから、地続きで侵略されたり、侵略したりする恐怖みたいなものや、戦いが続いてきた国の人たちとは持って生まれた感覚が違うんだなと思う。

そういうの見てて昔から思うんだけれど、地続きはまだしも、間に海を挟むと結局どんなに侵略して領土を広げても、失敗するよね。
ローマだってスペインだってイングランドだって、強いっちゃあ強かったと思うけれど、海を越えてまで行っちゃうと、やっぱダメだもんね。
日本もそうだけど。

歴史学者でもなんでもないからお気楽に言わせてもらうと、海がある事でうまいこと区切られてるんだよ、きっと。
自分が住んでる地面の範囲で暮らしなさいって。
それ以上あったって仕方がないでしょって。
近くの海に行けば、自分達が食べる分くらいは、お魚も貝もイカもタコも取れるでしょ?それで良くない?って。

それとやっぱり神様が違うと喧嘩するよね。神様って一体何人いるんだろう。何人じゃないのか、神様を数える単位ってなんて言うの?まあいい。

ドラマとか映画とか作る人ってやっぱりすごいなと思う。
「窓際のスパイ」で言うと、落ちこぼれの左遷組スパイ達が、なんの指令を受けるでもなく、暴言吐き放題の靴下穴あきボスに馬鹿にされながら日々を過ごしてるのに、誘拐事件を皮切りになぜだか必死に動き出しちゃったりして、その原動力が事件を解決したい気持ちと、人質を死なせたくないっていう思いっていうのも、普段がいい加減っぽいだけにグッとくる。

ラストの犯人の描き方にも、あーこの人って狂信的ではあるけれど、ある意味純粋さとそれは紙一重だったんだなあって思わせられたりして、あんなにひどい事しちゃってるのにちょっとかわいそうになっちゃうところなんか、作り手の意図にきっちり嵌められた感じ。

犯人が自分の命さえ捨てかねない勢いで信じたのは、その土地を見栄え良くするためだけ建てられた偽物のお城。
そしてMI5で働くエリート(エリートでいいんだよね?)達が人の命より優先して守ろうとしたのは、自分達が棲むガラスのお城。

とりあえず世に出てくる小説とか映画とかなんでもそうだけど、お話の素晴らしさは当然だとして、見せ方、読ませ方っていうのが洗練されてて、そうでなくっちゃお話の魅力も半減してしまうんだろうなと思う。

誰かの脳内から生まれた一つの思いつきやお話や妄想が形を成して、いろんなプロがいろんな方向から関わると、こんなにも私たちを楽しませてくれる素敵な文字や映像になるのかと思うと、やっぱプロってすごいなって思う。

いいよね、何にもないところに何かを生み出せる力って。
だから、絵描きとか物書きとか彫刻家でも農家の人でもなんでも、ありとあらゆる今までそこになかったものを作り出してくれる人達の事、尊敬するし、ありがたく思うし、大切だなあと思う。

あっ、世間のお母さんとお父さんもだね。
とっておきの今までそこになかったものを生み出してくれるんだもの。

という事で、私を生み出してくれた片っぽに、午後もアッついままだったとしても、感謝を込めて手作りのぬか漬けをお届けして遊んでやることにしよう。
生み出された物の良し悪しには、ここではあえて触れない事にしよう。

世の中の良い出来の方の生み出された物の皆さん、とてつもなく楽しい週末をお過ごしください。
明日はまたもや日曜日です☆
なんだか月曜日もお休みらしいし♡





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