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ニーズがあれば、どんなお仕事でも増える。

日曜日、近くのスタバは大入り満員で、まあ休日のいつもの列の長さくらいかな、別に、レジでオーダーでいっかと思って油断していたら、ドリンクをもらう列を見てなくて、お店の外まで30人くらい並んでた。20分以上、並んだ。
女子高校生は並びながらソーセージマフィンみたいなのだけ先に食べてた。冷えちゃうもんね。やられた。モバイルオーダーにすれば良かった。

ソファーの隣の席に座った50代くらいの男性が、バックから紙袋をガサガサと出してその中から何かを出してきた。ペンだ。今買ってきたばかりみたいだ。
手帳を開いて楽しそうに試し書きしだした。
フリクションの優しい色したシリーズWaaiだ。
買った買った。私も買ったよ。フリクションってあんまり使わないのに、なんだか色が綺麗で買った。
8色の中から何色かったんだろう?
3本買ってるみたいで、次々に試し書きしては、その都度きちんと消している。
不思議なもんだな。私が買ったの4本とは一色も被ってない。
同じ種類のペンを選択したのに、同じ色は一色もない。
私が、これは別にいっかって思った色を買ってる。
お見合い相手だたら、お断りするべきなのか、だからこそお願いしますするべきなのかと変なことを考えながら、あんまり見てると失礼なので見るのを止めた。
満足そうに、紙袋からペンケースに移し替えてた。
新しいペンが増えると楽しいよねー。楽しくお仕事してねー。

これはあれだよね
「私、コーヒー大好き」って言われた時、すぐに「私も」って言っちゃいけないパターンの一つだよね。
そこで気が合うってすぐ思っちゃうと、後で、淹れたりするコーヒーより缶コーヒーが好きだって言われたり、砂糖を3個は入れるって言われたり、アメリカーノは好きだけどエスプレッソは飲めないのって言われたり、色々とすれ違ってきてやっぱ、気が合うとか好き嫌いっていうのは一筋縄ではいかないものですなあってなる。別にそんなに細かいところまで合わなくったって、一緒にコーヒーって名前がつくものが飲めたらそれでいいのか。

この間見たドラマ、マーダー・イン・ザ・ワールドエンドの主人公エマ・コリンが可愛くて。まだep1しか見れてないんだけど、とある億万長者から招待された建物で殺人事件がってお話。そのホテルの温水プールに入るシーンのエマ・コリンの後ろ姿の綺麗なこと。同性でも、かっこいいなあと思ってしまう。
肩からウェストにかけてのラインが美しい。
いつもはラフな格好が多い、エマ扮する主人公ダービー・ハートが、食事会の時自分なりにおめかしするのも可愛い。
美醜に触れるとマズイみたいな空気感あるけど、綺麗なものは綺麗で、そう思っちゃうのは自然な事だし、それを「あなたもそう思うでしょ?」とは言ってないんだから、許してほしい。綺麗とかそうでもないとかいう個人の感想も、言っちゃいけないんだろうか。
個人の生まれ持った美的感覚だから、それは変えられないもんなあ。

でも、続きが楽しみ。

The Killerも見た。
オープニングが好き。マイケル・ファスベンダー扮する人殺しの、妙なストイックさとか(マクドナルドでっていうくだりで、絶対中身だけ食べるんだろうなって思ったのが想像通りだったり)面白かったけれど、ものすごいお金持ちになって、ものすごく高そうなジムで呑気にランニングマシーンやってるおじさんでも、自分の邪魔になる人を殺してくれる人を、ビジネスライクに雇えるっていう世界が、今だったら既にありそうで、不思議な感じがした。
昔だったらそういう殺し屋を雇うとなると、国とか政府とかいうスタンスだった気もする。おまけに本当にただ単にそういう種類のお仕事ってスタンス。
ティルダ・スウィントン、相変わらずかっこいい。
「コンスタンチン」でワッサーと翼広げて登場した時には、この人以上にこのシーンが似合う人、いないなあって思ったものだ。

もしかしたら、カフェであったフリクションおじさんが、人殺し依頼してたらどうしよう。

仕事が飽和状態になって、格安で人殺しを受ける人が増えませんように。





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