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クーラーがない時代に生きてた人ってどうしてたんだろう。打ち水?水浴び?かき氷?キンキンに冷えたスイカかなあ。

お昼間はさすがにお家にいたので、少し日が傾いてから散歩がてらお出かけした。
子供の頃は夏の暑い日でも夕方になると涼しい風が吹いてきて、夕涼みなんてできてたし、その時間帯が1日の終わりを感じさせてくれて、穏やかなようなちょっとだけ寂しいような気持ちになってた。
夕涼みっていう単語も死語になるんだろうか。

公園に吹く風もまだ生ぬるくて、1日の終わりに風が冷えるなんて感覚を感じることはできない。おまけに空気の密度っていうのか水分量っていうのかが濃い気がして、少し歩いてると息をするのが難しいような感じに囚われてしまう。

いつもの空は広すぎて、そんな危機感を感じたりしないけれど、空気とか水とかに生かされてるんだなあって思うと、恐怖感みたいなものを覚えた。
それらがうまく機能しなくなったら人間なんて簡単にいなくなっちゃうんだなあって。

なんでもいいから気分良く過ごせるようにと日頃から色々と画策してるから、ネットで見た記事でも、いいなと思ったらすぐ真似する。

最近は、ちょっとだけいいお茶っぱを、氷と水だけでいれる冷茶とやらにはまってる。
なんでもお茶っぱは温度によって摘出される成分が違ってくるらしく、高い温度のお湯でいれたらカフェインとかがたくさん出ちゃうけれど(これはこれで有効な使い道がある)氷入りの冷たいお水で5分くらいかけてゆっくり抽出すると、アテニンっていう成分が多く抽出されて、脳の興奮を抑えてくれるらしい。
それに、脳は冷やすと暑い夜でも快眠できるらしいから、カフェインが抽出されていない冷茶は寝る前に飲むのに最適らしい。

嘘か本当かわからないけれど、寝る前にクーラーの冷たい風で深呼吸すると、寝つきが良くなるっていう話も書いてあった。
脳を冷やすと良く眠れるっていうのは、感覚としていいような気がするし、冷茶を飲んだ時は朝まで起きないから、今のところお気に入り。

寝る前に寝室のクーラーをちょっと強めにして、その下でストレッチとかしてると意識して呼吸を深めにするからか、そのうち穏やかな気分になって眠くなる。まあ、どれがどんな風に作用してるかは定かではないが、結果よければ全てよし。

熱中症になった人を救助するときも、頭は冷やした方がいいっていうのも読んだから、それを見ても脳はあんまりあったまると良くないんじゃないだろうかとも思う。

松山さん、銅メダル。
ゴルフの日本人男子では初めてなんだって。すごいね。松山さんって松山出身なんだ。ほう。

テニス決勝、アルカラスが負けちゃった。オリンピックって他の試合とは違うんだろうね。この間のロランギャロスの時と同じ選手とは思えないような試合展開をしてしまっていた。出てきた時から顔つきまで違ってたもの。

国を背負うって、感じてないようでもすごいプレッシャーなんだろうな。
大丈夫、君はまだまだこれからたくさんのメダルを手にする事ができるよ。
試合の後のインタビューで、堪えきれずに泣いてる姿を見ると、テニス以外はほんの21歳なんだなって、抱きしめてヨシヨシしてあげたくなる。

なんだろう、スポーツってやっぱり不思議だ。
選手達が一生懸命取り組んでる姿にやられるんだろうか。
どの競技も素直に応援できるし、見てて熱くなる。
テニスなんか見てると靴下の中にクレーコートの砂が入ってきて、シューズの中でちくちくするのさえ思い出させてくれる。

学生の頃はハードコートでの試合の方が少なくて、あんなに綺麗なクレーコートじゃなかったけれど、殆どの試合が土のコートで、一回で白い靴下がきったない土色になってた。汚れてたなあ。
おまけに太ももにスコートの後がついて、水泳の授業の時、水着の下に半ズボンはいてるんですか?みたいになってた。
それでも全然平気だったな。
日焼け止めなんか塗ったって、ものの30分くらいでとろけちゃうから意味ないし、余計に汚く見えるから塗らなくなって、真っ黒だった。

そうか、そうなんだ。
昔から夏は暑いものなんだ。暑くて当たり前なんだ。汗かいて当たり前なんだ。
そう思えば、散歩中背中を伝う汗も夏だから当たり前で、だからこそ、その後のシャワーやお風呂の気持ち良さが倍増するんじゃんって思えてきた。

今週もそうやって、やり過ごすとしよう。

昨日のお散歩の時の空。
世界が全部ピンク色だった。



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