おひさまとの出会い IN 宮崎

 9月7日(土)から9日(月)の3日間、副業の出張で宮崎に行ってきました。今回はそこでの出来事について書いていきます。

ブーゲンビリア空港で異教徒に取り囲まれるハロヲタ。

 コロナ以降、ほぼ年1回のペースで訪れている宮崎。今回もいつもと同じように関空からピーチで宮崎空港へと飛びました。満席の飛行機を降りて、宮崎空港駅に徒歩で向かいながら、なんとなくの違和感を感じました。
 いつもの宮崎空港にはいないような人たち。その人たちの多くが駅で電車を待っています。そしてそこから感じるハロヲタにも通じるような、しかし決定的に何かが違う雰囲気・・・。駅に掲示されたポスターを見てその理由が分かりました。9月7日、8日の2日間、宮崎市内で日向坂46の大規模イベント行われるため、多くの日向坂ファン=”おひさま”達が全国各地から宮崎に集まっていたのです。
 それを知り一気に緊張感の高まる私。乗客のほとんどがおひさまの中、たった一人、なんの関係もないハロヲタが紛れ込んでいるのです。カトリック教会の神聖な会議に一人だけお坊さんが紛れ込んだような、あるいはイスラム教のモスクに551の豚まんを持った大阪のおっさんが迷い込んだような、そんな場違い感と緊迫感をたった一人で抱えて、私は独り電車に乗り込みました。幸い、宮崎空港から会場最寄りの宮崎駅は数駅で、車内は宮崎駅を過ぎるといつもののどかな雰囲気に戻っていきました。

帰りもおひさまに包囲されるハロヲタ。

 3日間の仕事を終えて電車で宮崎空港へと向かう道中、またも宮崎駅から大量のおひさまが乗車してきました。2日間のイベントを終えた後と言うことで、両手にグッズを抱えており、往路よりもさらに日向坂46のファンだと分かる雰囲気でした。その後、空港内はもちろん、帰りの飛行機にも多くのおひさまが乗車しており、独りハロヲタという孤独感を抱えながらも、無事に関空まで帰ることが出来ました。

おひさまの印象。

 おひさまとの接触は今回が初めてで、最初はかなり警戒をしていましたが、往復の電車と飛行機内という限られた時間の中で、彼らの温かい雰囲気を感じ取ることが出来ました。電車内、空港内のでマナーは非常に綺麗で、おひさま同士が楽しそうに談笑したり、お土産を選んでいる様子がとても印象に残っています。また、空港内には、今回のイベントに合わせておひさまを歓迎するパネルが設置されていたり、旅行会社のツアーが企画されていたりと、2日間でおひさまがもたらした経済効果はかなりのものでしょう。
 ちなみに、おひさまのマナーの良さはネットニュースにもなっていました。

おひさまから学ぶこと。

 今回のおひさまとの遭遇を通じて私の中の日向坂46の印象は格段によくなりました。それと同時に、他の人たちから我々ハロヲタも見られており、我々の印象でハロープロジェクトの印象が左右されることもあると実感しました。今回の日向坂のイベントのように、ハロプロでも加賀温泉をはじめ岡山県備前市など、自治体とコラボしたイベントや、地方でも公演やバスツアーは継続的に行われており、各地への遠征はまさにグループを背負っての遠征だと普段とは違う視点で感じることが出来ました。
 素晴らしいメンバーの活躍に恥じぬよう、ハロヲタの端くれとして責任を持って行動していきたいと思います。

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