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更年期より愛を込めて
オラヴ153です。
鶴亀杯終わってしまいましたね。
えーと、俳句、短歌、川柳、都々逸。
気がついたらコンプリートしていました😆
てっきり川柳は作ってないと思い込んでいましたが、ちゃっかり書いていました。
こんな物忘れをなんて表現すればいいのやら。
単なる老化です。
終わったことはすぐに跡形もなく消されていき、次のことが上書きされていく症状が加速されております。
さて、みらっちさんのお話を読んでいたら、なんとも目を引く文字が。
そう、更年期。
その真っ只中にいて、先日も具合が悪くなり女医さんのいる医院へ行ってきたばかり。
だからこんな企画があると知り、浮き立ちました❤️
関白宣言ならぬ更年期宣言✨
いいではないですか!!!
伝えたいことは山ほどある!!!
昔、若かりし頃に更年期?へー、くらいに思っていた自分の頭に飛び蹴りしたいくらいです。
母はとにかく身体が突然かっと熱くなり、異常に汗をかいたと生前申しておりました。
服も下着も一式、全部替えねばならぬほどの尋常ではない汗だったと聞いた時にも、へーのひと言しかかけることができませんでした。
母親に似るという更年期の症状ですが、のぼせほてりと呼ばれるものは多少あったものの、汗は気になる程ではありませんでした。
わたしの場合に強く出た症状は吐き気、貧血、強い不安感でした。
これは今思い返しても辛い体験でした。
引き金は熱中症でした。
その夏も非常に暑く、電車通勤していたわたしは朝、駅に着いた時点でグロッキー。
吐き気や頭痛、脂汗で震えがくるほど。
完全に熱中症だったのだと思います。
そこから不安感が強くなり、通勤する度にいわゆるパニック症状も酷くなりました。(診断されたわけではないですが)倒れたらどうしよう、具合が悪くなったらどうしよう。
頑張れ自分と祈るように言い聞かせながら電車に乗っていたものです。
結局、仕事を続けることはできなくなりました。
しかし辞めてからというもの、体調はますます悪くなっていき一日中寝てばかり。
頭はぐらんぐらんとめまいを起こし天井がまわる、吐き気が続き食事が摂れない、そして広がるドス黒い不安感。
わたしはこのままもう二度と外に出ることが出来ないのではないか。
そう考えると惨めになり涙が止まらなくなりました。
これは一体なんなのだろうか。
わたしに起こっている現象はなんなのか。
辿り着いたのが婦人科でした。
その小さな医院は予約制にも関わらず人気らしくぎっしりと診察待ちの人で溢れていました。
10〜70代くらいまでの幅広い年齢層の女性達。
1時間ほど待ったのち、問診を受け、完全なる更年期だと診断されました。
更年期。
ついにきたか。
そんな思いになり、もう若くはない自分をあらためて思い知りました。
原因を知ることはわたしにとって回復への第一歩となりました。
漢方薬でゆっくり症状を改善することを選び、わたしの場合は正解でした。
ホルモン治療にもいろいろあります。
その治療が合わなくて具合が悪くなることもあります。
万能ではないのです。
軽い運動、規則正しい生活リズム。
そうは言っても日々やることもある中でそうとばかりもいってられません。
気がつくと症状が治まっていました。
時間という薬が一番効いたかもしれません。
それでもやはり更年期は続きます。
暑さに弱い体質になってしまったようです。
前回と同じように今年の酷暑により夏バテ、熱中症的なものからまた例の不安感やら寝られない疲れやら、吐き気やら頭痛やらがおてて繋いでやってきました。
軽い睡眠導入剤という名の安定剤と体質改善の為の漢方薬を服用すると、少しずつ改善されていきました。
そういう時って何もしたくなくなります。
別になんでもどうでもよくなる。投げやり。料理とか。掃除とか。
難しいことは考えられない。
いろいろなことが煩わしくなる。
そんな時はそっとしておいてください。
自分でも自分を持て余して嫌になってる時だから。
そんなお年頃なんだなと。
反抗期の子供をそっと見守るように、トゲトゲしさを隠せないわたしをちょっと離れた所から見守っていてください。
虫の良いお願いなのは重々承知のうえです。
あなたのせいじゃない。
わたしのせいじゃない。
全部、ホルモンのせい。
更年期というものが無自覚に通り過ぎていく方もいらっしゃいます。
人により本当にさまざまです。
男性にも更年期があります。あまり大っぴらに語られてこなかったのですが、最近ではクローズアップされることも多くなってきて良い傾向ではないかと思います。
お互いそういう時だよねと労わりあうことができたら、熟年以降の人生の在り方も変わるかもしれません。
あなたもね
怒りっぽいよと咎められ
我が身振りかえる
更年期
イライラはとまりません。
本当にすいません。
違うのよ
妊婦じゃないのこのお腹
脂肪という名の
更年期
太るんですよ、下腹だけ。
おどろくほど。
息を吸い凹まぬ腹囲
昨年とおんなじ値
更年期
ささやかな抵抗を試みましたが、徒労に終わりました。
まだまだいくらでも書けそうです。
女って不思議な生き物だなあとしみじみ。
自分の体や性のことを詩にできるのは女性ならではかもしれません。
もちろん男性でも中性であっても素晴らしいことです。
更年期はもう女性だけのものではなく、男性にも開かれた言葉になるかもしれませんね。
そうなって欲しいものです。
クロウサさん、ありがとうございます😊
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