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『週刊文春』8月3日号「■■事件 妻の取調官実名告発」特集を読んでの雑感覚書

即完売も噂された本号。我が中野1丁目のコンビニでは、昼過ぎにフツーに買えた。それはともかく……。

百田尚樹氏や子守康範アナ、『一月万冊』などのYouTubeを連日見まくって、だいたいのあらましはわかっていたが、やはり、買ってよかった。実際自分の目で見て、読んで大正解だった。

以下、雑感覚書。

■「文春だろ? 来ると思ってたよ」からの(殺人事件のオトシのカリスマ)佐藤誠元警部補の口調が、いちいちかっこいい。中尾彬あたりを彷彿させる。
■たまたま目覚めた(種雄さんの)父がハイエースを返してもらうため息子の一軒家に足を踏み入れると……。「たまたま目覚めた」という証言は揺るぎないということか。本当に、たまたま? 依然、モヤモヤは残る。
■X子さんがY氏に言った「種雄くんが刺せと言ったので、刺しちゃった」。正確には、「種雄くんが刺せと言ったので、●●が刺しちゃった」ということか?
■Y氏がX子さんの家に行ったのが夜中の0時。前述のように種雄さんの父が訪ねたのが3時過ぎ。その間の「長〜い」3時間の2人の行動がよくわからない。3時間あれば、いろいろできる。
■採尿等は拒否したというX子さんだが、10日にも及ぶ取り調べの中、署の女性用トイレに細工はできなかったのか。アンフェアとか言ってる場合じゃない。一方で、警察はタクシーのドライブレコーダーを手に入れて、20分に及ぶ夫婦の会話をチェックしているのだから。(後日追記。トイレの細工云々は書きすぎたかもしれない。髪の毛の入手はできなかったのか? に変えたい)
■X子さんが取り調べを受けた2018年10月は、9月の総選挙を経て、安倍首相3選目スタートの時期。モリカケ問題に一区切りつけ、再始動を果たす中での出来事だった(百田氏は最新動画のラストである懸念を口にしたが、ここではそれに触れず)。

■あらためて出てきた「大塚署の女性刑事」というワードが印象深い。無理に「女性」をつけずに「刑事」でいい気もするが、なにかそう呼ぶべくワケがあるのだろうか。X子さんの取り調べは、温厚な(?)女性刑事が関わったほうがよかった気するが、一度でもそういう(佐藤氏の補佐とか)場面はあったのだろうか。


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