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和歌山カレー事件について、自分が不思議に思うこと

木■事件について呟いたら、和歌山カレー事件の長男の方からツイッターで「いいね」をいただいた。

恐縮。

そんなわけで、これを機にカレー事件に対する自分の見解を記しておきたい。

↑ネットの記事より。うむ


自分は一貫して、「彼女は無罪」の冤罪派だ。ネットやYouTubeではそれ系の話で溢れているが、自分もその立場だ。

事件から大分経って、「彼女の家にあったヒ素、および彼女の毛髪から検出されたヒ素は、カレー鍋の中から検出されたものとは違う成分である」という結果が京都大学の学者によって発表され、完全に話は振り出しに戻った。世間の反応はどうにも鈍いが、極めて重大な結果といえる。

ただ、自分の中でそれ以前に不思議で仕方ないのが、祭りが始まるまでに、誰もカレーの味見をしなかったのか? ということに尽きる。

彼女が鍋の見張り番をした時間が、昼12時過ぎから13時ぐらいまで。そこから祭りが始まる18時ぐらいまで交代で主婦など地元住人が番をしたわけだが、その間の約5時間(長い!)、誰一人、味見をしなかったのか? 妙な話である。一人や二人や三人、そういう人が現れてもいい気がする。

カレー鍋担当の責任者(?)や、自治会の上層の人間は、祭りが始まる前に最終的な味を確認せず、出来がわからないものをいきなり客にふるまったのか? 変な話である。常識的に考えて、ありえない話。

カレー鍋担当の責任者や自治会の上層の人間が、祭り開始前に味見をしていたら、いろんな意味で事態は大きく変わった。

そして、最後に(いや、最後でなくてもいい)味見をした時間がわかれば、さらに事態は大きく変わる。


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