昔、歌舞伎町のぼったくり風俗店に入った某ライターが金を払わずに済んだ、ひとつのエピソード(ノンフィクションかどうか受け止め方は読み手次第)
※この話は、あるライターの体験談であり、それをあえて一人称で書いたものである――。
最近はほとんど夜の遊びはしなくなったが、昔20年前、30代前半ぐらいまではけっこうした。いや、かなりした。単純に女好きということもあるが、当時はCマガジン系やMオン出版系、T島社あたりの仕事をよくやっていたので、なにかあれば誌面のネタになるだろうと考えていた。収入もそれなりにあって、カードも何枚か持ってて、いざとなれば、とりあえずは切り抜けられるだろうと考えていた。
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