朝野ナツさんの最新作『ナツメロン』がDMM日間ランキングで首位獲得。そのキャッチーなタイトル、ワードから、あれこれ思いを馳せ、語りあってみた
織田祐二 朝野ナツさんの最新DVD『ナツメロン』がDMMの日間ランキングで見事1位を獲得
ニイゼキユウジ(ex元祖「グラドル番付」企画の仲間のライター) 依然、人気は衰えませんね
織田 amazonの売れ筋ランキングの動向にも要注目ということで。にしても、タイトルがいいですよ
ニイゼキ ああ、“メロン”というキャッチーでキラーなワードが(笑)。グラドル好きにして、道産子ならではの如実な反応ですか
織田 それもある……のかな
ニイゼキ 真っ先に松金よう子(洋子)さんを思い出しますね
織田 やはりそこ、それですね。小池栄子さんは思い出さない
ニイゼキ 彼女のデビュー時のキャッチフレーズが“宇宙一のメロンパイ”(笑)。正直、当時はそこまで浸透していなかったような……
織田 原稿で使った記憶がない(笑)。2004年にリリースされた野田社長の本の彼女に関する項でも、そのワードは出てこない
ニイゼキ あらためて調べたら、松金さんの『メロン』ならぬ『めろん』が高セールス記録した2003年の夏に、古瀬絵理さんの“スイカップ”が大流行してるんですね
織田 なるほど、2003年はメロンとスイカがグラドル・シーンを席巻したわけだ
ニイゼキ 正確には、古瀬さんがグラビア進出するのは数年後で、当時はワードとしての大ブレイクですが。同年暮れに松金さんは『スイカ』というタイトルのDVDをリリース(苦笑)
織田 話題性に乗じての強かな戦略ですよね。いや、彼女がという意味ではなく、DVDメーカーが……
ニイゼキ 実際、松金さんのバストはデビュー時の92センチから95センチにパワーアップしており、メロンからスイカへのワードの移行は理にかなっているんですがね
織田 かなってるかなってる。当時取材したときも、それ以前に比べて確実に一層大きくなっていることがわかって、内心狂喜した
ニイゼキ そんなわかるものですか(笑)
織田 そりゃ、もちろん。いや、感覚的な意味合いで
ニイゼキ ただ、グラドルにとってはお馴染みのワードの“メロン”ですが、小池さん、松金さんに連なるビッグネームの系譜は意外に確立されてない感じもありますね
織田 意外に、ね。ベスト3としてもう一人挙げるなら、花井美理さんですね。なるほど、「グラドル メロン」みたいな感じで検索してみると、ちょいちょい名前が挙がる歴史ありますが、そのワードでブレずに押し続ける子は、案外いない
ニイゼキ やはり、本人の明確な意思や自覚がないとダメですね
織田 自認、自任ですね。その意味で、朝野さんは、ポジティヴに任じているところがあって。思うに、メロンにしろスイカにしろ、いまの時代、野暮ったいイメージがなくもない。令和の時代にどこまでハマるのかという問題もある中……
ニイゼキ 昭和のよきイメージですか。入院のお見舞いにメロンが喜ばれるみたいな
織田 もらったほうは“そこまでオレは重篤なのか”と思ったりも(苦笑)。いや、それはそれとして、いい意味での昭和感。それが彼女にはある
ニイゼキ 以下見てもわかりますが、めちゃくちゃその感あります
織田 夏のメロンにして、ナツメロですね。彼女を体現するに、新作のタイトルはあまりにふさわしすぎるネーミングといえる
ニイゼキ 令和のメロンガールとして、どんどん攻めていっていただきたい。気が早いですが、イメージDVDメロン3部作なんてのもいいかもしれない
織田 うむ。3部作といえば、夏目漱石が有名ですが、ナツメロン3部作なんてのもいい
ニイゼキ いいですよね
織田 なんだったら、メロン3部作のあとに、スイカ3部作も(笑)
ニイゼキ 胸の進化に則って。完璧なプロセスですよ
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