1993年春、当時自分らが始めた「ロックとプロレスに関するミニコミ」において、快くインタビューに応じてくれた松村雄策さん。29年の時を経て、その誌面から抜粋して掲載する〜その1

29年前の1993年春、仲間3人でミニコミ作りを始めた。当時の年齢は自分が23歳、ほかの2人は20歳と19歳(事実上の編集長)で、世情のことなど何一つわかっちゃいない無知な若造だった。ロックとプロレスが大好きで、若さゆえのノリと勢いだけはいっちょ前という3人。創刊号ということで、ぜひとも大物な方にインタビューしたいということで体当たりでお願いしたのが、『ロッキング・オン』の創始者の1人にして、作家でバンドマンの松村雄策さんだった。