小説のたくらみや醍醐味はゾラとバルザックにつきる
つくづく思うのだが小説のたくらみや醍醐味はゾラとバルザックにつきる。一つには鋭い人間観察からもたらされる世間知と人生訓。
もう一つは「オールスターシステム」とも呼べる作品をまたがる登場人物たちの群像劇。作品群の全体で登場人物の物
語が複雑で深く描かれるのだ。ゾラでは「ルーゴン=マッカール総称」、バルザックでは「人間喜劇」と言われる。
この「オールスターシステム」は漫画で言うとドラゴンボールでペンギン村とアラレちゃんが登場する話と言えばわかりやすいだろうか?
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