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昨日から神楽の練習

週末の春祭りに備えて、神楽の練習が昨日から始まった。
神楽団の面々は、新人が加わることなく高齢化だけが進んでいく。
そして、今年は高齢の2名が体調不良を理由に引退した。
「もう歩けないから踊るのは無理」
そう言われたらどうしようもない。

そもそも「若い世代」が部落に存在しない。みんな外に出たきり戻ってはこないのだ。
消防団員も激減した。

あと3人も減ったら、神楽団は解散かも知れない。
80代や90代でなお元気に舞い続けるなど、難しいところである。

よその部落は既に神楽団に人手不足が起きており、私含め4名が春祭りに手伝いに行くことが決まっている。
そこからは神楽の道具を借りたりして、まさに「借りがある」状態なのでむげに断ることもできない。
また、手伝いは去年引き受けたことから「今年もよろしく」となっており、今後は毎年の恒例になるであろう。

「村の伝統」など、このまま朽ちていくのだ。

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