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【時間管理】アクションプランナーを普通の手帳と同じように使っているもったいない例

時間管理・コーチングの講座を行っています、おひさまようこです。

時間管理専用手帳とも言えるアクションプランナーを使い始めて7年目。
時間管理講座を始めてもうすぐまる3年になります。

講座を行っていると、最初の壁が「時間管理」という概念を理解すること。
「時間を効率的に使う」という間違った解釈をしている方が多数なのは、従来の手帳がそのような作りになっているから、仕方のないことではありますが…。

そこで、手帳の使い方や続け方については専用のマガジンを読んでいただき、実際に私が何をどうやって書き込んでいるかは動画を見ていただくとして。(末尾にご案内まとめました)

このマガジンでは、「時間管理」という概念の理解を、アクションプランナーを使いながらまとめていこうと思います。

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時間管理とは?
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* もくじ *
1.時間管理と約束管理の違い
2.時間管理を手帳に書き込むとこうなる
3.アクションプランナーが時間管理専用手帳なわけ


1.時間管理と約束管理の違い

時間管理を語るときに必ず最初にお話するのが、時間管理と約束管理の違い。

アクションプランナー以外の手帳はほぼすべて約束管理専用手帳なので、手帳は約束管理のために使うものだというのがもはや一般常識…。
なので、まずは「約束管理」という概念のおさらいからいきます。

約束管理とは、まさに読んで字のごとく、(手帳を使って)約束を管理することです。

予定が決まったら、その日の枠に書き込みます。「14:00-手帳講座」という感じで。できれば場所も加えて、「14:00-手帳講座@渋谷」とかにするとなお良いです。
同じ日に予定が複数あれば、そのまま複数書き込んでいきます。

こうして書いておけば、忘れることがない。
これが、約束管理。約束を忘れないために書いておく、備忘録的なものです。
しかし、この使い方だと、約束をきちんと守ることになりますが、時間の使い方が上手になる気配はありません(笑)

この程度であれば、グーグルカレンダーのほうが持ち歩く必要もないし、使い勝手も良いかもしれません。(実は私もグーグルカレンダーは毎日使っています)。

この備忘録手帳では限界を感じている方は、バーチカルタイプの手帳を使うとだいぶ変わります。(グーグルカレンダーもバーチカルタイプ)

バーチカルタイプの手帳は時間枠に書きこむ必要があるので、開始時間から終了時間までの枠にカタマリで書き込むことになります。
そうすると、複数の予定を入れるときにバッティングしないように入れられますし、時間の感覚もつかみやすくなります。がしかし、これではまだ「約束」管理しているという点では何も変わっていません。

時間管理とはなにか。

時間管理とは、まさに読んで字のごとく、時間を管理することです。
皆に等しく与えられている24時間、厳密に言えば睡眠時間を除いた6:00-23:00をどのように使うかを管理するのが、時間管理なのです。


2.時間管理を手帳に書き込むとこうなる

では、実際に手帳に書き込むとどうなるでしょうか。

私のある1週間を、約束管理ベースで書き込むとこうなります。

色がオレンジなのは、普段私は約束管理をオレンジで書いているからです。

マンスリータイプの手帳だと、1日につき約束がひとつでもそれなりに見えますが、バーチカルタイプだとこのようにスカスカなビジュアルになります。

そこで、会社員(原則内勤)の私は、会社にいる時間も加えてみます。

少し、それっぽくなりました。
内勤だと、この時間に何をやるというよりは、決まった仕事や突然降ってきた仕事をひたすらこなすことが求められると思うので、あまりアポイント的なものはないかもしれません。
これが、約束管理手帳のよくある形だと思います。

そこへ、時間管理、すなわち6:00-23:00の時間をどう過ごすかを自分で決めて、割り当てていきます。

具体的には、朝の時間と夜の時間、そして休みの日(日曜日)に書き足しました。色がついているのは、わかりやすくするためです。(色の使い方のルールは手帳の使い方マガジンをご覧ください)
台北日帰り旅行中は、やりたいこと食べたいものを羅列しただけですが、ある程度時間を意識しながら書きました。

これが、時間管理です。
ヨガの時間も、wと書いてある時間も、誰かとの約束ではありません。自分との約束です。自分との約束まで含めて手帳に書くのが、時間管理なのです。


3.アクションプランナーが時間管理専用手帳なわけ

まず、手帳はマンスリー型や週間レフト型などいろいろな形式がありますが、バーチカル型でないといけません。なぜなら、時間を可視化できないから。そのニーズは確かに大きいようで、一昔前に比べたら、バーチカルタイプの手帳はかなり出回るようになりました。

が、時間管理をしたいなら、手帳はアクションプランナー一択です。

理由を全部挙げると大変なので、ひとつだけ挙げるとするならば、紙の丈夫さです。
時間管理は自分との約束まで含めて書き込むことを意味するので、当然ながら約束管理と比べたら、不確かなレベル感での書き込みになります。だから、リスケになるのは当たり前。リスケになったときに、勢いよく消せるように、消せる筆記用具(シャープペンシルかフリクション)で書くのは当たり前としても、それに耐えうるだけの紙の強度が必要なのです。

ここで紙が薄っぺらかったり弱かったりすると、消したときに破れてしまって、小さなストレスになります。このストレスを少しでも感じない工夫をすることがが時間管理をマスターするうえではとても大事になります。「まだわからないから、書くのはやめよう」というスタンスの人が、「わからないけど、とりあえず書こう」と思えるようになるのは、ものすごくハードルが高いことなんです。

私はリスケしまくっているので、手帳の紙はごわごわでゴツゴツ。アクションプランナーを使っていても、きちんと時間管理ができていない人のそれは、とてもきれいで紙もぺたんこでしょう。
みなさんの手帳は、いかがですか?

▶参考資料
★おひさまようこの手帳の書き方と頭の中全部見せます
https://note.mu/ohisamayoko/m/m937d6f1d89e6
★「ぶれない私」の育て方〜自分の思いを形にするドリル〜
https://note.mu/ohisamayoko/m/m66a78fe306a1
★noteマガジン「時間管理が得意になれる手帳の使い方」
https://note.mu/ohisamayoko/m/m8d630c606f0d
★noteマガジン「時間管理が得意になれる手帳の続け方」
https://note.mu/ohisamayoko/m/m3365999be8f8
★時間管理についての動画、音声教材のまとめ
http://line.me/R/home/public/post?id=cjw9147u&postId=1154552760304083445


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