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ロバート・ハリスさんに学ぶCOOLで自由な人生哲学

こんにちは。はまじんがーです。
今日もよろしくお願いします。

今回の記事は、本の紹介です。
紹介する書籍は、こちら。

はじめに

タイトル通り、世界を50年間放浪し続けたロバート・ハリスさんによる人生哲学を紹介する一冊です。放浪の経験から学んだ、人としての生き方、人間関係、旅をすることなどについてハリスさんの視点から綴った書籍となります。

力強くも優しい文体が印象的で、読んだ後にどこか気分が良くなる、新しく一歩を踏み出そうという気持ちにさせてくれる本です。

・生き方に悩んでいる人
・日々に充実感を感じられない人
・レールに乗った人生に嫌気を感じている人

などに、生き方の指針を示してくれる一冊かなと思います。

以下、書籍の中で印象に残ったフレーズをピックアップしてご紹介したいと思います。

自分が一番強いと信じることだ。そうでなければ、強いフリをしろ。

ロバート・ハリスさんのようにフリーに人生を生きるためにはある程度のハッタリが必要であることを示しています。

というのも、ハッタリがなければ新しいことにトライできないから。初めて取り組むことであれば、できなくて当たり前ですしできる自信もなくて当たり前ですが、そこで「初めてなので、できるか分かりません」なんて言ったら当然ながら任せてもらえません。

ハッタリで引き受けた仕事でも、がむしゃらに頑張ってやり遂げれば意外と上手くいくものだとハリスさんは言います。そしてハッタリをかます上で重要なのは以下の心構えです。

「受けた仕事は死に物狂いで頑張ってやり通すこと。そして、途中で弱音を吐かないことだ。」

文化はかじれるだけかじっておこうぜ。

続いては、文化を学ぶことについて。

特に、最近の日本の男性には文化がないと美輪明宏さんがテレビでおっしゃっていたとのこと。美術館とか映画館とか行っても、男性より女性の方が圧倒的に多いらしいです。それくらい今の男性は文化に関心がない。

文化を学ぶことの重要性は、以下の文章がすごーく腹落ちしたのでちょっと長いですがそのまま引用させていただきます。

文化の素晴らしさって、我々の内面世界を豊かにし、教養を身につけてくれるだけじゃなく、この知的好奇心ってやつを刺激してくれることなんだ。知的好奇心こそ、今、我々が持っていなければならない武器だ。この武器は、我々を考える人間にしてくれる。政治家やメディアや官僚や権力者が言っていることを鵜呑みにするのではなく、物事を追求し、探求し、深く掘り下げ、比較し、検証し、対比する力を与えてくれる。今、世界で起こっている様々なこと・・・テロから宗教的な対立から経済格差から温暖化問題から日本という国のこれからの在り方にまで、色々なアングルから考え、自分なりの見解や信念や理念を持つ力を与えてくれる。

文化を学ぶことによって知的好奇心が刺激され、それを持つことによって物事をより深く、そして様々な視点から考えられるようになり、信念や理念の形成につながるということですね。

こだわりを持たない人生も、捨てたもんじゃないぜ。

最後に紹介するのは、こだわりなんてなくていいという話。

何かと「こだわりのない人間はダメだ」「こだわりを持つことがカッコいい」という風潮が世の中にあります。こだわりを持つことが悪いことではないですが、やたらとそれに執着したり、人に強要したりするのは違うんじゃないのって話です。

実際のところ、ハリスさんが関わってきた人の中で一流と呼ばれる人たちは、あまりこだわりという言葉は使わないそうです。自分なりのこだわりを持っているかもしれないけど、それをあまり人には見せず軽やかに仕事をこなしているとのこと。

こだわりを持ちつつも、それは自分の中にしまっておいて、

「人の前ではあたかもこだわりがないかのように、軽やかに振る舞うのが一番だね。」

というのが、ハリスさんの信条です。

最後に

以上、個人的に印象に残ったフレーズをまとめてみました。
今回紹介した書籍以外にも、ハリスさんは多くの書籍を出版されていますので、ご興味を持たれた方はぜひ手にとってみてくださいね。

それでは、今回の記事は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました!

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