新年の目標を達成する3つの原則
みなさま、あけましたおめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
新年ということで、新たに目標を立てる人も多いかと思います。
そこで今回は、目標達成に必要な3つの原則を紹介します。
参考にした書籍は、『やり抜く人の9つの習慣』です。
「年末年始に読むべき書籍」としてメンタリストのDaigoさんが紹介されていたこともある書籍です。
興味のある方はぜひご覧になってみてください。
それでは行きましょう!
目標達成の原則1. 目標は具体的に
一つ目は、具体的な目標を立てることです。
ここでいう「具体的」とは、言い換えると「達成基準が明確であること」です。
例えば、「仕事で結果を出す」という目標。
このような目標だと、何を実現すれば「仕事で結果を出した」ことになるかがわかりません。
より具体的に表現するならば、「年間営業成績で社内1位を取る」とか、「月収を10万円アップさせる」のような形が良いでしょう。
目標を具体化することには、以下のようなメリットがあります。
・「何をやるべきか」が明確になる
・目標と現状の差分が分かるので、適切なフィードバックができる
新年の目標を新しくたてるときには、ぜひ「達成基準が明確な目標を立てる」ことを意識してみてください。
目標達成の原則2. いつ何をやるかを明確にする
目標を立てても、必要な行動ができていなければ達成することは決してありません。
そして、「必要な行動をとる」という観点において重要なのが「いつ何をやるのか」を明確にすることです。
例えば、「10Kg痩せる」というようなダイエットの目標を立てたとします。
ダイエットに必要な行動としては「運動」が考えられますね。
その「運動」として、
・具体的に何をやるのか
・いつやるのか
を明確にする必要があるということです。
望ましい行動計画としては、以下のようなものです。
「平日の朝、始業前に30分ランニングをする」
「土日の12~13時の間にウォーキングをする」
「水曜日の退社後にジムに通う」
「いつ何をやるか」が明確でなければ、行動に結びつくことはありません。
「今日はいいや」「来週からにしよう」のように先延ばしになるのがオチです。
明確さは行動のモチベーションを与えてくれます。
確実に行動を積み重ねていくために、明確な行動計画を立てましょう。
目標達成の原則3. 「これから思考」で振り返る
目標に向かって行動を続ける中で、時折「振り返る」ことが必要になります。
振り返り方として重要なことはいくつかあるのですが、ここでは「これから思考で振り返ることが重要」という話をします。
「これから思考」とは、「あとどれだけやらなければいけないのか」に視点を向ける思考スタイルのことです。
「これから思考」の対になる思考スタイルとして「これまで思考」があります。
これは、「どこまでやり遂げたのか」に視点を向ける思考スタイルです。
なぜ、「これまで思考」ではなく「これから思考」が大事なのかというと、モチベーションを維持するためです。
「これまで思考」の強い人は、早い段階で達成感を持つために、早く気が緩んでしまうことが最新の研究で分かっています。
反対に、「これから思考」で「これからやるべきこと」を意識するとモチベーションが高まります。
本当に喜ぶのは、目標にたどり着いてからでも遅くはありません。
振り返る時には、「これから思考」で行うようにしましょう。
おわりに
以上、目標達成に重要な原則を3つお伝えしてきました。
おさらいすると、以下の3つです。
原則1. 達成基準が明確な目標を立てる
原則2. 「いつ何をやるか」を明確にする
原則3. 「これから思考」で振り返る
今回参考にした書籍『やり抜く人の9つの習慣』の著者は書籍の中で以下のように仰っています。
成功とは、「正しい選択」「正しい戦略」「正しい行動」によってつかむものです。決して生まれつきのDNAで決まるものではありません。
ここでいう「正しい選択」「正しい戦略」「正しい行動」をとるために必要なのが、今回紹介した3つの原則です。
2021年を実りある一年にするために、今回紹介した3つの原則を踏まえて目標を立ててみてください。
それでは、今回の記事は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました!
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