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イノベーションを起こす人はみんなネバネバ粘り強い

これは、会社に入らないと分からなかったことかもしれません。

イノベーションと聞くと、
なんだか新しいことにアクティブに挑戦していくイメージがありました。
しかし、実際はもっと泥臭いものだったという話。

私の会社では、クレド(企業理念)のひとつに「イノベーション」が掲げられています。
新しい取り組みに寛容で、いろいろな挑戦が受け入れられる文化がありました。

私が入社してからも、いくつも新しい取り組みや挑戦がスタートしました。
「〇〇さんが提案したサイト、作ってみることになったらしいよ」
「新しい商品プランが増えるので、頭に入れておいて)
「外部発注の領域を増やしてみよう」
いろいろな案があり、割とすぐスタートするのです。
しかし、全て継続するかというと、それはとても難しいことでした。
あれ、そういえばあの話聞かなくなったな…という挑戦が本当にたくさんあったのです。(私も定着させられなかった挑戦をした人の1人です)

新しい挑戦をして、それを定着できた「イノベーション」と、定着できなかった挑戦の数々を比較すると「粘り強さ」の違いがあるように思いました。

イノベーションを新たな価値を生み出し、変化をもたらすことと定義するなら
「新しい価値を生み出す」ことは意外と簡単かもしれません。
ですが、そこから「変化をもたらす」ところが難しいようです。

人間は、変化を拒む生き物です。
気づいたら元に戻ってしまうのです。どんなに価値を感じていても、そのときはいいなと思っても、元に戻ってしまいます。
その変化が嫌いな人間に変化をもたらす粘り強さがある人が真のイノベーターなのだろうと思います。

最近は、漫画ハイキューを読んでいるので、
何度も何度もスパイクを打っても決まらないなかでも諦めず、攻め続ける烏野高校のようなイメージです。
もしくは、いつかくる試合に向けて毎日毎日コツコツ練習するところもイメージに似ています。

本人は粘り強いなんて思っていないかもしれません。
やりたいことをやってるだけ
なんて、無邪気で恐い言葉が返ってきそうですね。

2020.09.08

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