何度でもやり直せばいいのだから
娘が中三、受験生です。
塾は拒否。
赤ちゃんから続けていた進研ゼミもここにきて放棄。
成績は中三になってガクンと落ちた…。
というなかなか厳しい状況ですが、さすがにヤバいので、夏休みは頑張りました。
とはいえ、そう簡単に結果が出るはずもなく…。
夏休み終わりの模試は惨憺たる結果でした。
かなり落ち込みましたが、ここで諦めちゃいけない。
安西監督の
「諦めたら、そこで試合終了ですよ」
がこんなに響く時が来るとは…
不安の嵐が吹きすさぶ中、娘と並走する日々ですが、支えになっている言葉があります。
失敗してもいいんだよ 何度でもやり直せばいいのだから
娘の学校で、保護者から我が子へのメッセージが募集され、掲載されていたもの。
どこの保護者か存じ上げないけど、この方のメッセージを読んで、泣きそうになりました。
大事なのは、決めた目標に向かってどのように努力したかのプロセスです。
将来的に素晴らしい経験になりますので、しっかり取り組んでください。
「いかに、より高い偏差値の高校へ入れるか」
「受かるか、落ちるか」
そこに注力しがちの受験。
でも、本質はそこじゃない。
思いを逡巡させていると、思い出した友達がいます。
浪人時代、誰よりも努力していて、ずっと難関校確実だと言われていたのに、滑り止めも含め、全て不合格になってしまった子。
勉強とは縁のない人たちうごめく学校に入学しました。
正直、受験勉強どころか、高校時代全く教科書を開かなかったとしても、入れただろう、という学校。
でも、それで彼女が終わったか、といえば、そんなことはない。
その後も腐らず努力を続け、いま幸せな未来を生きている。
それは、合格不合格では測れない努力があったから。
受験というのは、「努力をする」という経験を得ることこそが最も大切。
自分は、目標に向かって努力した。
不安もあったけど、諦めずに頑張った。
その努力、諦めなかった勇気こそが、糧になる。
この努力が、結果につながるのか、分からない。
「努力が報われる」とも限らない。
でも、この経験は、振り返ったとき必ず輝いて見える。
諦めたら「もっと頑張れば良かった」と思うけど、
「あんなに勉強しなければ良かった」と振り返ることはないはず。
分かっているはずなのに、ついつい焦ったり不安になったりしてしまう。
そんな私を支え、鼓舞してくれた言葉でした。
このメッセージ。
最後は「いつも見守ってます」で終わります。
もう、見習おう、とか通り越して
こんな親の元で育ってみたかった…!
と羨ましくなってしまった。
不安になったら、この言葉を思い出そう。
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