見出し画像

なんとなく引越したい。の理由と部屋探しのコツ

こんにちは、リーサです!

お部屋探しをする際に必ずと行ってもいいほど引越しの理由を聞かれます。「なんでもいいじゃん!」と思うかもしれませんが、不動産屋さんという全くの他人が、その人の人生に触れる際の重要な項目の1つなのです。

引越しの理由はなんですか?

不動産屋さんに行って引越し理由をヒアリングシートに記入したことのある方は多いかと思います。それは、引越しの理由を確認して、どのくらいの時期の入居がいいのかを確認するためだったり、その人の価値観や何を優先したいのかを確認する為だったり、入居の意思を確認する為だったり、、その人にあったお部屋を提案する為に必要な項目の1つだからです。

・大学に入る為に上京する!
・転職して職場が遠い為、近い場所に住みたい!
・収入が増えた為、もう少し良いお部屋に住みたい!
・彼氏と同棲する為、2人で住めるお部屋を探したい!
・子供が大きくなり手狭な為、広い家に住みたい!

などなど引越しの理由は沢山ありますよね。それぞれ周りの環境に合わせ、目的を持って引越しを検討しています。賃貸も売買も関係なく、お部屋探しは、その人の人生の一部となります。そして、必ず引越しをする為の動機やきっかけ、理由があります。


引越しをして何を変えたいですか?

不動産屋さんでは、こんなことは聞かれることはありませんね。笑

引越しの理由ってなんでもいいんですよね。引越し理由が「なんとなく」でもいいのです。不動産屋さんは、その人の求めているお部屋を見つけるのがお仕事です。「今回のお引越しの理由は?」と聞かれた時に、「なんとなく!」と伝えた時「一人暮らしをして何を変えたいですか?」なんて言われたらちょこっとイラっとしますよね。なんでもいいじゃんって。プライベートにズカズカ入られて嫌な気分にもなったりするかもしれません。でも、それをすぐに答えられますか?それが結構大切だったりするのです。

なんとなく引越ししたい、の中にも必ずその人の中に「変えたいこと」が存在しています。それを一度考え直してみてください。

引越しして何をしたいんだろう...どうなりたいんだろう...その変えたいことを目的とした時、引越した後の新しい生活・環境をより良く感じられるようになります。

感情きっかけの引越しは長く続きにくい

例えば、親や彼氏と喧嘩して、一人暮らしをする!と決めて行動し、お部屋探しをしに不動産屋へ行った。何がなんでも1人で住めれば良い!顔なんてみたくない!と喧嘩をしたとしましょう。この時は驚くべき行動力と決断力がありますよね。最初は、「離れて清々したわ♪」なんて思っていても、1、2ヵ月経つ頃に冷静になって、こんなに費用がかかるなんて...やっぱり家族や彼氏が必要だ...私には一人暮らしは向いていないかも...って思っていたりしませんか?

最初は満足をするかもしれませんが、喧嘩をしたから引っ越す(現状の希望条件)と、一人暮らしをしてその先どうなりたいか(未来の希望条件)を考えると、選ぶお部屋も変わってくると思います。現状の希望条件で引越しをし、後悔して解約してしまうと、短期解約違約金が発生してしまったりと費用がさらにかかってしまうことも考えられます。そうなってしまうともっと後悔してしまいますよね。

引越した後、私はどうなりたいんだろう?を一度具体的に考えてみてください。

この変えたいことを引越しの目的とすることで、後悔をしないお部屋選びができるポイントになります。

○○だから引っ越すのではなく、自分の為に引っ越すという意識を持つことで、引っ越した後の満足度も高まります^^


引越しは暮らしのアップデート

上記の例で引越しをしたとして、「アチャー。失敗した。」と後悔してしまうこともありますよね。でもそれも、全て経験の1つと捉えることができます。引越しをして1,2ヵ月経ったとしても、感じたことは必ずあるはずで、経験値として蓄積されます。自分は1人で平気って思ってたけど、苦手だったな。一人暮らしになって食生活が乱れてしまったな。髪の毛ってこんなに抜けるの!?などなど。笑

この部屋がいい!と直感で思ったことも、自分の過去の経験をリンクさせて、無意識に選んでいます。

・以前はアパートで音が響いたから、次はマンションにしよう。
・1階の部屋でも良いと思ってたけど、通行人が見えてしまうから2階以上にしよう。

全て自分で経験したり、人からの経験談や、情報を得られているからこそ自分の中での基準ができていますよね!自分の求めている条件が、日々の中でアップデートされ、価値観になっていきます。


環境を変えると性格も変わる?

よく、「人生を変えたいなら住んでいるところを変えよう」って聞いたことはありませんか?大げさかもしれませんが、一番手っ取り早い方法かと思います。例えば、通勤時間に1時間かかるところを、職場の近くに引っ越すだけで時間が節約できます。その空いた時間で、ジムに通ったり料理教室に通ったりする事で、習慣ができれば、その人自身も変わっていきますよね。

お部屋探しは「こうなりたい」を行動にうつす為の手助けをしてくれることもあります。周りの環境(就職や更新等)に合わせて住む家を決める事が多いかと思いますが、私はこうなりたいからその為に引っ越す(何か変えたい事がある)というのが、私の中では「なんとなく引っ越したい」という方の理由かと思います。

私も最初は何となくから引越ししたいなと思っていた身ですが、具体的に引越してからどうしたいのかを考え、お部屋を選びました。周りの人には、「なんでこんな変な場所に引っ越すんだ!」引越し日当日も、「お金が勿体無い、やめなよ」と散々の言われようでした笑
自分で部屋を選び、自分で決めたのだからと全て自分で責任を持つことで、引っ越した後も後悔することはなく、有意義な2年間を過ごす事もできました。駅から近い為、積極的に行動する事も多くなり、人との交流も増えていきました!

例えば旅行も同じです。アメリカに行きたい、ヨーロッパに行きたい!それでももちろん素敵です!実際に旅行に行ったとして...

何も目的がなくても、いきあたりばったりでその国を楽しむ事もできますが、目的があったほうがもっと楽しめるし、もっと充実するのではないかなと思います!お部屋探しも、お部屋を見ているだけでとてもワクワクしてきますよね^^選んだお部屋は基本的に2年間住むお家です!楽しい事も、嫌な事があっても、帰ってくるお家です。みなさんの人生の一部として、引越しをした後も充実する為のお部屋が見つかれば、とても嬉しいなと思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?