[モンハンNOW]│次元リンクなんて無くしてしまえ!
謎のアップデートがあった『モンハンNOW』。
実装されたばかりの新機能「次元リンク」がナーフされた。
これは2024/8/7のアップデート時に予告されていたものであり、調整の意図や背景については一応説明されている。しかし、それを読んだところで意味はよくわならない。
確かに「一狩り行こうぜ!」の通知を確認した際のゴチャゴチャ感については気になっていた。
次元リンクからの通知はグリーンにして、通知領域を二段にするとか、「狩りに参加」画面内にタブを設けるなどの措置があれば使いやすくなりそうだとも考えていたし、そういう調整を前提とした機能だろうとさえ思っていた。
「次元リンク」という機能を実装した背景についての詳細は知らないが、地域格差を埋め、初心者を救済し、(少なくとも日本では)酷暑の中を歩かずにも、ある程度遊べるようにする賢い判断ではないかと密かに称賛していた。
しかしあろうことか、その範囲を縮小するという不思議な調整が施されてしまった。こうなってしまうと、そこには以下の思惑しか感じ取れない。
つまり「簡悔精神」である。これは、どれほどのデータを見せられようと、どんなに尤もらしい理由を聞かされようとも覆らない。それだけ、本作には簡悔の遺伝子が染み付いており、だからこそハンターは常に疑心暗鬼だからだ。
更に、この調整をイベント期間中に実施したのも気になるところだ。そもそも、本システムの対象となるモンスターにはイベントでのピックアップモンスターが含まれておらず、ピックアップモンスターの枠を潰されているとも考えられるのだ。それでも、通知範囲が広いことや、対象外とはいえ亜種モンスターが登場することから、地域格差や初心者救済の意味を見出すことができていた。そして何より、暑さ対策として非常に優秀だった。
しかしそれがナーフされてしまっては、通常湧きの下位互換とさえ思えてしまう。本当に声明文通りの理由で調整が必要と判断したのならば、通常モンスターの通知範囲を広げれば済むだけの話ではないだろうか。それなのに、ただでさえ通知範囲が狭い通常モンスターよりも更に狭く設定してしまったのだ。イベント枠を潰した上で、本来ならば近隣のハンターと共闘できた枠まで潰されてしまった。
ならばいっそ、こんな機能は無くして、アイテムボックスの容量を増やしたり、大連続狩猟の難易度選択を可能にしたり、各種精錬剤の獲得機会を増やしたりといった、多くのハンターが抱えるストレスを解消した方が良いのではないだろうか。
スカスカの闇鍋状態で、イベントらしさが薄れているこの時期に、急いで調整した点に関しては、理解も共感もできない。これでは実質的な密度ダウンではないか!
タマミツネの逆鱗を配れとは言うつもりはない。せめてもう少し湧いてくれ。★8以上が湧いてくれ。
文句を言いながらも、本作を楽しみたいという気持ちに嘘は無いのだ。
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