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おいら億万長者。

参加お願い致します

#しゅんしゅんぽん


私のやり方

まだ見ていなかった一覧から、これかなー、とキラリと見つけたのを、しゅんしゅんぽんにいたします。



こちらから見つけました

俳句

短歌

川柳



見つけた素敵な作品

俳句

24.朝涼の匂ひよ星の残り香よ


222.生きる意味向き合う夏の高き空


短歌

58.夏の夜をよく悲しんで朝が来て
まだ「おはよう」の心あること


川柳

149.宝くじ億万長者に俺はなる!



考え中

さて。どうすれば、繋がるかな??




創作メモ

貧乏な主人公の設定。家族に楽をさせてあげたい。宝くじを一枚買う。

149.宝くじ億万長者に俺はなる!

ここで、宝くじに当たる。
しかし、問題発生。悩む。

222.生きる意味向き合う夏の高き空

なにか大切なことに気づいてもらって。
あたったお金は無くなる。

億万の数字に注目。
何億光年の星へ思いを馳せる。

24.朝涼の匂ひよ星の残り香よ

よく悲しんでもらって、

58.夏の夜をよく悲しんで朝が来て
まだ「おはよう」の心あること

大切な人のおはようを大切に思う、で締める。


こんな感じで。



創作

おいらの家は貧乏だ。
おいら、おいらを育ててくれたじいちゃんばあちゃんに楽をさせてあげたいだ。

それで、一生懸命働いていたらよ。
同僚が言うのさ。
「宝くじで億万長者になりてーな」
ほお、そんな手があったんかいなと、宝くじ買ってみただ。

149.宝くじ億万長者に俺はなる!

箪笥にしまっておいただ。


数ヶ月後、同僚がまた言うだ。

「宝くじ当たんねーかなー」

そいで思い出して、箪笥の宝くじを持って、宝くじ屋さんへ行ってみただ。
そしたらよ。
当たっただ。
億万長者になっただ。

おいら、じいちゃんばあちゃんに伝えにいっただ。
そしたらよ、じいちゃんばあちゃん、おったまげてよ。
こう言うだ。

「それは、汗水たらしたお金でないから、慎重にしたほうがいいね」
「わしらのことはいいから、
自分が一番大切だと思うようにしなさいな」

おいら、悩んだだ。
夏の空は高かっただ。

222.生きる意味向き合う夏の高き空

そいでよ。
おいらよ、考えたんだども。
やっぱり、じいちゃんばあちゃんが大切なんだな。
でも、じいちゃんばあちゃん、いらないって言うからよ。

同僚に相談してみたんだ。
そしたらよ。
「おーそうか、いいことに使ってやるから、預けてくれ!」
っていうからよ、その同僚に渡しただ。

次の日から、同僚、会社に来なくなっただが、大丈夫かなぁ。

じいちゃんばあちゃんに話したらよ。
「きっとそのお金は戻ってこないかもしれないね」
って言うんだ!
おいら、おったまげて、泣いたよ。
そしたら、じいちゃんばあちゃん。
「大丈夫。今まで通り、よく働きなさいな」
って慰めてくれただ。

皆が寝静まった頃、悲しくて悲しくてよ。
外へ出たらよ。
星が満天でよ。
星の数なんて数えたこと無いけどよ。
きっと無限だな。
遠くてよ、何か知らないけど何億光年らしいね。
おいらたちはせいぜい百年生きるんだ。
なんてちっぽけなんだな。

眠れないまま、朝が来ただ。

24.朝涼の匂ひよ星の残り香よ

いい夜明けだっただな。
星、薄っすらと消えてゆくのが綺麗だっただ。

「おはよう」
「おはよう」
あ、じいちゃんばあちゃん。
「おはよう」

58.夏の夜をよく悲しんで朝が来て
まだ「おはよう」の心あること

おいら、そいでよ、なんとなく気づいただ。

大切な人を大切に思うことができるってよ。
それこそ、ずっと、億万長者なんだな。

(おわり)


タイトル

最後に、タイトルを考えました。

おいら億万長者。


ポスター

しろくまきりん🐻‍❄️ 🦭さんがポスターをつくってくれました!



どうもありがとうございます!


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