おはつ(管理栄養士)

福祉のプロを養成する株式会社おはつの管理栄養士がレシピや健康情報を綴っていきます。

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かんたん嚥下食レシピ

ゼラチンやお豆腐を使って簡単に作ることができる嚥下食レシピです✨ 画像で解説していきます✨ ・ブルーベリームースケーキ ・ココアムース ・甘酒トマトムース

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    • 疾患と栄養【甲状腺機能低下症】

      甲状腺機能低下症は、 甲状腺ホルモンの 分泌低下または 甲状腺ホルモンの 感受性の低下により 甲状腺ホルモンの 作用低下を起こした 状態です。 肥満、高コレステロール血症を 併発しやすいため、 栄養ケアではその予防に 留意します。 エネルギー代謝が 低下しているため、 体重の変動に対応して エネルギー量を調整します。

      • 疾患と栄養【消化性潰瘍】

        消化性潰瘍は、 胃液中の酸や ペプシンの作用に より胃・十二指腸の 粘膜組織に欠損が 生じる疾患です。 傷害された粘膜を 修復させるために 食事中のアミノ酸組成を 考慮し、肉・魚・卵 大豆製品・乳製品など 種類の異なるタンパク質源を 組み合わせます。 貧血の場合には、 鉄・葉酸など 造血に必要な栄養素を 補給します。 粘膜を刺激し過ぎないように 煮物・あんかけ・卵とじなど やわらかく仕上げる 調理法を活用します。

        • 疾患と栄養【脂肪肝】

          脂肪肝の発生機序は 肝臓での脂肪酸合成促進、 脂肪酸供給の増加、 脂肪酸分解能の低下 などがあります。 過剰栄養、肥満、 アルコール多飲、 糖尿病、中心静脈栄養 での高血糖輸液投与でも 脂肪肝は起こります。 血糖上昇因子、 抹消細胞の ブドウ糖利用低下、 糖質の過剰供給などは 脂肪肝の原因となります。

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        かんたん嚥下食レシピ

          疾患と栄養【胆石症】

          胆石症の主症状は 心窩部を中心とした 激しい痛みが特徴的で、 右肩や背中の痛みを 伴う場合もあります。 脂肪分を多く含む食べ物を 摂取した後に発症しやすい とされています。 生活習慣が原因のひとつ であり、肥満、過食、 アルコールの過飲 などがあげられます。 また、胆のうの機能異常、 胆汁の成分バランスの 崩れなども要因となります。

          疾患と栄養【胆石症】

          疾患と栄養【慢性膵炎】

          慢性膵炎は、膵酵素の 膵内での活性が 発症に関与しています。 急性膵炎発作の反復、 壊死と線維化により 膵臓全体が硬化し 萎縮する場合があります。 慢性膵炎のおもな症状は、 腹痛であり、その他 吐き気や嘔吐 腹部膨満感などが あります。一般に 痛みは食直後ではなく 数時間後に現れることが 多く、アルコール多飲など で発症、憎悪します。

          疾患と栄養【慢性膵炎】

          疾患と栄養【急性膵炎】

          急性膵炎は、 活性化された 膵酵素による 膵臓局所の 自己消化で 生じた病態です。 予後は重症度 によって大きく 異なります。 急性膵炎の自覚症状として、 非常に強い腹痛や 背部痛、嘔気、 発熱などがあります。 腹痛は、アルコールの 多飲や、高脂肪食の 過食が誘引となることが 多いとされています。

          疾患と栄養【急性膵炎】

          疾患と栄養【高尿酸血症】

          核酸代謝、エネルギー代謝 によって体内のプリン体が 分解して尿酸を 産生し、主に腎臓から 排出されて、 尿酸の体内量は 一定に保持されています。 この均衡が崩れ 体内に尿酸が 貯留した状態が 高尿酸血症です。 エネルギー摂取量が 過剰にならないよう是正し 肥満、過体重を改善します。 脂質は、酸性代謝物の生成 により尿中への 尿酸排泄を阻害する 可能性があるため、 エネルギー比で 25%程度にとどめます。

          疾患と栄養【高尿酸血症】

          検査値【フィブリノゲン】

          フィブリノゲンは 肝臓で合成される たんぱく質で、 凝固反応の最終段階で トロンビンの酵素作用を 受けてフィブリンとなります。 出血性素因や血栓症の スクリーニング検査 として用いられます。 また、炎症反応の指標 ともなります。

          検査値【フィブリノゲン】

          検査値【血清アルブミン】

          アルブミンは、 血清総たんぱくの 約50〜70%を占めます。 肝臓で合成され、 血漿浸透圧の維持、 ビリルビンや 甲状腺ホルモンなど 各種物質の運搬などを 行う役割があります。 血清アルブミン検査は、 栄養状態の判定や 肝障害の有無、程度を 知るために有用です。

          検査値【血清アルブミン】

          検査値【乳酸脱水素酵素】

          乳酸脱水素酵素は、 解糖系の最終段階で ピルビン酸と 乳酸との変換を 触媒する エネルギー生産に 重要な酵素です。 とくに心臓や肝臓 腎臓、骨格筋、血球に 多く分布します。 このため、肝炎や 心筋梗塞、肺梗塞など 組織障害を起こす疾患で 高値となります。

          検査値【乳酸脱水素酵素】

          検査値【コリンエステラーゼ】

          コリンエステラーゼは、 コリンエステルを コリンと有機酸に 加水分解する酵素で、 肝臓、膵臓、血液 筋肉、神経なとに 分布します。 肝臓で合成されるため、 肝細胞の合成機能を 評価するのに 有用な検査です。

          検査値【コリンエステラーゼ】

          検査値【クレアチニン】

          クレアチニンは 筋肉内でクレアチンと クレアチンリン酸から 産生され、血中に出て 腎糸球体で濾過され 排泄されます。 食事や尿量の影響を 受けにくいため、 腎機能障害の 指標として有用です。

          検査値【クレアチニン】

          検査値【カリウム】

          カリウムは 細胞内に多く存在し、 細胞内酵素の活性化や 神経・筋肉の興奮、 伝導、収縮などに重要です。 血清カリウムの異常は 細胞膜の機能に支障をきたし、 不整脈、筋力低下、知覚異常、 麻痺性イレウスなどを 引き起こします。

          検査値【カリウム】

          検査値【フェリチン】

          フェリチンは 鉄貯蔵たんぱくの 一種です。 血清フェリチン値は 貯蔵鉄量と細胞の 破壊に依存するため、 鉄代謝異常の 評価に有用です。

          検査値【フェリチン】

          検査値【CRP】

          CRPは、肺炎球菌の 細胞壁にある C多糖体と反応する たんぱく質のことです。 急性炎症の場合、 6~8時間で急速に 増加し、48~72時間で 最高値となり、 炎症がおさまると 速やかに減少します。 炎症の存在や活動性、 重症度、経過の判断に 有用です。