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ラブグラフを卒業してSHEのエンジニアになったおはなし。

みなさんこんにちは。おはるです。

この度、2年3ヶ月お仕事をしたラブグラフ本社を卒業することになりました。(カメラマンは続けます!)

それに伴いラブグラフのカメラマン(以後ラブグラファー)約450人にも卒業の報告をしたわけですが、「どうして?」「次は何をするの?」という質問をよくいただくので、この場を借りてどういう経緯で卒業を決断し、次に何をするのかを共有できたらいいなと思いnoteを書いています。

noteは書き慣れていませんが、どうぞ最後までお付き合いください✿

ラブグラフ = 出張撮影サービスの会社です。とてもほっこりするサービスなのでぜひご覧ください!

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大好きなラブグラフ本社の仲間たちと

自己紹介と、ラブグラフでのお仕事

その前に、あなたは誰?という人もいるかもしれないので、簡単ですが自己紹介と、今までのことについて書きます。

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もともとは名古屋の小さな短大で教員事務職として働きつつ、休日はラブグラフでカメラマンとして活動していました。

当時からラブグラフのお客様(以後、ゲスト)の想いをとても大事にしていて、ただいい写真を撮るだけではなくて、ゲストの気持ちに寄り添ってこそ幸せを届けられると信じ、1組1組に寄り添いながら撮影することを心がけていました。

その結果、ラブグラフファーを対象に行われる年間表彰時に、初代の「ベストホスピタリティ賞」をいただくことができました。

※ベストホスピタリティ賞 = ゲスト満足度No,1のラブグラファーへ贈られる賞

この時の喜びは今でもよく覚えています。
自分が信じてやってきたことは間違ってなかったと自信に繋がったし、ゲストへ恩返しができた気がして、とても嬉しかったなぁ✧

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表彰式での写真

そしてこの時の受賞が、ラブグラフ本社で働くきっかけをくれました。

私が勤めていた短大を退職をするタイミングと、ラブグラフが撮影体験向上に力を入れていきたいタイミングが重なり、ラブグラフ代表のこまげさんに「うちで働いてみないか」と声をかけていただきました。

法人で働いていた私が、いきなり東京のスタートアップでお仕事・・!?ちゃんと務まるかな・・!!という不安な気持ちはありましたが、ラブグラフが好きだから何か力になれることがあるのなら!という想いだけで上京を決意。(この頃からすでにやりたい!と思ったら割と無鉄砲ガールだった笑)

今振り返ると本当に何もできないひよっこだったので、声をかけてくれたこまげさんと、育ててくれた本社メンバーにはただただ感謝です、、。

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上京初日にオフィスの近くのお店で

ラブグラフでは本当に色々な経験をさせていただきました。

写真教室の教科書作りから始まり、仲間を増やすために採用活動に尽力したり、ラブグラファーのみんなが成長を実感しながら活動できるようランクアップ制度を作ったり、ホスピタリティーマネージャーとして撮影体験を向上させるために各種セミナーの開催やカメラマンの指導を担当したり。

最近だと新しくニューボーンカテゴリに注力するために、ニューボーン撮影が可能なラブグラファーを育成するしくみやコンテンツを作りました。

そのほとんどが0→1の作業だったのでとても大変でしたが、ゲストからの喜びの声や、ラブグラファーのみんなの笑顔がやりがいでした。みんなの優しさに何度も救われていた日々でした。ありがとう✿

右も左も分からない中がむしゃらに働いて、間違いなく人生の中で1番あっという間で、たくさん成長できた2年間。
これからもラブグラフが大好きです!!!!!

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ラブグラフ送別会の写真。本当にありがとうございました!

プログラミングとの出会い

そうしてラブグラフでホスピタリティマネージャーとして働いていたわけですが、一見、プログラミングとは縁遠い職種だと感じた方もいると思います。その通りです。

メインの業務はラブグラファーとのコミュニケーションや、企画だったので、業務でサービス開発をすることはありませんでしたし、私自身もまさかエンジニアに転職するとは1mmも思っていませんでした。

ただ、スタートアップという貴重な環境のおかげ(?)で新しい世界に出会ってしまったのです。

1番最初はRedashによるデータ出しでした。
簡単にいうと、MySQLという言語でコードを書き、Redashというツールを通してラブグラフのデータベースから、分析・企画に必要なデータを抽出する作業です。

もちろん社内にデータ担当の人はいましたが、データ出しをお願いしてから手元に来るまでの時間のロスがもったいないと感じたり、そもそもデータ担当の人がとても忙しく、お願いするのが申し訳ないと感じていました。(もっと優先度・緊急度共に高いタスクをたくさん担当している方だったので)

でもここはスタートアップ。スピード感が求められる中、これは自分で出せるようになった方がみんなハッピーなのではないか?と考え、MySQLの書き方を教えてもらうことに。

自分でも驚いたのは、コードに対する拒否反応が全くなかったこと。
もちろん今までプログラミングに触れたこともないし、最初はうまく書けずにエラーだらけだったのですが、それでもクイズや謎を解いていくような楽しさを感じました。
自分の頭で描いて手元で作ったものが意図した通りに動く面白さ、それが誰かの役に立つ嬉しさ。ラブグラフで写真を撮影した時と似たような喜びを感じました。

そんなことがきっかけで、オンラインでプログラミングの勉強ができるProgateをはじめてみたり、GASを使用してSlack Botを作成したり、友人の入籍祝いにLPを作ってみたり。少しずつ、でも確実にプログラミングの世界へと進んでいきました。

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実際に作っていたゲストのお誕生日を通知してくれるbot

個人開発アプリをリリースするまで

そうして少しずつプログラミングの勉強をしていく中で、本気でエンジニアを目指したいと思うようになったのは、2020年頭頃だったと思います。

これは元々の性格なのですが、何かに強く惹かれることは少ない分、一度「これだ!」「やりたい!」と思ったことはやらずにはいられないタイプで。笑

勉強した結果どうしたいのか、自分に本当にエンジニアなんてできるのか、もしダメだった時にたくさんの時間が無駄にはならないか。

そんな気持ちが0だったわけではないけれど、でもそんなことに悩むのがもったいないくらい、「やりたい」の気持ちが勝っていました。今間違いなく自分は「挑戦してみたい」と思っている。そんな気持ちになれるものにはそうそう出会えるものじゃない。それなら今の自分の気持ちを大切にしてあげたい。

それにラブグラフでは、ラブグラファーを目指している人に向けて、「一歩踏み出す勇気」が大事だよ、というお話をしています。
そう伝える側の人間が一歩踏み出さなければ、説得力なんてないじゃないか!という気持ちもあり、一歩踏み出すことにしました。

ラブグラファーとしてジョインしてくれるみんなのキラキラした瞳と熱量に、実は私が勇気をもらっていたんです。改めてありがとう。

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かわいい全国のラブグラファーたち

オンラインで基礎を学び、個人のWebアプリ開発に着手したのは4月に入ってから。
幸運だったのは、メンターさん(以後、師匠)に出会えたこと。

「毎日コードを書く」を目標に、就業時間後22時か23時ごろから実装をはじめ、2時や3時にプルリクエスト(ここ実装したよ!見て!って師匠に知らせるもの)を出す日々。

正直毎日寝不足で、この期間が一番大変だった!!笑
でもそれにレビューをする師匠も大変なはずなのに、毎回とても丁寧に対応してくれるから、私ももっと頑張りたいと思えたし、
大変以上に実装するのはやっぱり楽しかったし、自分の作りたい物がどんどん形になるのが嬉しくて、それが世に出た時にはもう・・!!!
我が子のように愛おしく感じました。

そして楽しい気持ちのままアプリを作り切れたことでさらに自分の自信にも繋がり、本格的に転職活動を初めました。

ちなみに作ったアプリはこれです。(ちゃっかり宣伝)

撮影スポット検索サービス「Photo Spots」

お気に入りの撮影スポットを投稿・検索できるサービスです。
カメラマンの皆さんはぜひ使っていただけると嬉しいです✧

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そしてエンジニアへ

ポートフォリオが完成し、いよいよ転職活動へ。

なにも知らないよりは、自分が好きだと思える、世に広めたいと思える会社でお仕事をしたいなと思い、企業を絞っていきました。

そうしてご縁をいただいたのが、 SHEさん。
女性のキャリアアップを支援するサービス、SHElikesを運営している会社です。

SHEは、21世紀を生きる女性のためのサービスです。
好きなことを見つけ、深堀り、そしてそれを仕事にするためのステップを
様々な角度からお手伝いしていきます。

私自身、自分の好きなことに挑戦するために転職活動をしていたので、SHEさんのビジョン、特にコーポレートサイトのキャッチコピーにはとても胸を打たれました。私たちは、何にでもなれる。ちょっと涙が出そうです。

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SHEさんのコーポレートサイトより

また、色々とお話を聞く中で、会社全体やチームの雰囲気もとても良く、全員が熱量を持ってサービスを作っていることをひしひしと感じ、しっかりと学び成長していく自分の姿をイメージすることもできました。
そしてなにより、自分がプログラミングを勉強して人生が変わったように、誰かの可能性を開花させるお手伝いができる。そのことにとても魅力を感じ、SHEさんへのジョインを決意。

SHElikesに入会している方(以後、SHEメイト)は、好きなことを仕事にしようと、熱量を持って取り組んでいる方々ばかりです。
そんなSHEメイトさんの姿が以前の私と重なり、学習やステップアップのお手伝いができるのが今からとても楽しみです!

また、コロナにより未経験エンジニアの就職は決して簡単なものではありませんでした。企業にとっても、未経験エンジニアの採用は大きな意思決定だったと思います。

それでも採用を決めていただいたところからも、女性を支援したいという会社の強い想いを感じ、ますますファンになりました。これはなんとしてでも恩返しをしなくては。
早く成長して貢献できるように、今は目の前のことをしっかり着実にこなして、実力をつけて行きます。やるぞおお!!🔥

学んだこと

今回の一連の出来事で学んだ3つのこと。

1. まずはなんでも挑戦してみよう

「好き」はどこで出会えるか分からない。
だからこそ、好き嫌いせずにまずはなんでもやってみるのが大事だなと思いました。私みたいに、やってみたら実はめちゃくちゃ楽しかった!という出会いがあるかもしれません。これからも挑戦を続けていきたいです。

2. 好きは何をも凌駕する

私が好きなモデルさんがよく言う言葉をお借りして。
やっぱり、「好き」のエネルギーは強いなと思いました。周りでもProgateで勉強してます、個人アプリ開発しています、という人は何人かいましたが、「必要だと思ったから」「知っておくとこの先有利だから」という理由だとなかなか続きません。
純粋に好きという気持ちを持てるものに出会ったら、それだけで才能があると思います。ぜひ好きを突き詰めてください。

3. 自分を信じて、積み上げること

好きなものが見つかったら、あとはその気持ちと自分を信じてただ走ること!!心が折れそうな時ももちろんありましたが、自分を信じて、しっかりと今を積み重ねた先に、素敵な未来が待っていました。
あの時がんばった自分に、最大級のハグを送りたい。
お疲れ様、そしてありがとう、私。

最後に

と、偉そうに色々と書きましたが、私一人の力では決してエンジニアとしての第一歩を踏み出すことはできませんでいた。

ここまで支えてくれた、たくさんの方への感謝のメッセージと共に終わりにしたいと思います。みなさん本当にありがとうございました!!

やっと立てたスタートライン。もっと成長した姿を見せられるように、これからも精進していきます!!

ちゃんみな師匠
私にエンジニアの世界の楽しさ、厳しさを教えてくれてありがとう。師匠からのレビューが毎日本当に励みだったし、原動力だった!成長した姿を見せられるように精進します!
なりさん
転職時に相談に乗ってくれてありがとうござました。素敵なご縁に恵まれたのはなりさんのおかげです。また日本酒いきましょう!
こへさん
ランチで相談にのってくれたり、Rails Turorialで困っている時に助けてくれたり、ポートフォリオにレビューをくれたり、たくさんサポートしてくれてありがとうございました!
ぜんさん
ポートフォリオの設計を考える時に相談に乗ってくれたり、最近はとても忙しい中テストまわりのコード見てくれてありがとう!とても心強かったです!
ひろくん、もっちゃん、ももちーさん
一緒に作ったLPも、私にプログラミングの楽しさを教えてくれたものの一つでした。gitコマンドの使い方はひろくんからも学んだね。ありがとう、また一緒に何か作ろうね!
ワトソン
師匠と一緒にご飯に行った時に相談にのってくれてありがとう!あの日があったから一歩を踏み出すことができました!
そうちゃん
どんな時も私の可能性を信じて、一番に応援してくれてありがとう。
SQLやGASはそうちゃんから学んだから、私の新しい一面を発掘してくれたのはそうちゃんだね。大感謝!;;

最後までご覧いただきありがとうございました!

これからもどうぞよろしくお願いいたします😊!


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