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だれかのはなし

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空想。何処かにいる、誰かのこと。
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老いて死ぬ、という楽観

老いて死ぬことを恐れている。

しかし、そこには「只今ではない」という曖昧さが紛れ込んでいる。
明日の死を思い煩わない幸運に気づかず、ただ猶予が尽きることを嘆いている。

覚悟はまだか?

良いことなんてなさそうなのに、どうしても書きたくなるという病

よく考えてみると、本当は読むことが好きなのであって、書くことを楽しんでいる自信がない。たいがい、疲れるばかりのロクでもない結末にいたる。

これはやはり病気といって差し支えない。

ドアをでて、もどって、またでる

ちゃんと鍵をかけたか、忘れてしまったから。

違う、忘れたわけじゃない。忘れなさすぎるのだ。