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お正月の予定がなくてヒマだったので新装OPした『あらかわ遊園』に行ってみた

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お正月、家でゴロゴロするばかりになるのもナニがアレなので、「息子を連れてお外に行こう!」と思い立ったはいいものの、具体的に何がしたいのかと言われても何も浮かばず。

なるべくお金をかけずに、それなりの思い出になるようなお出かけルートが組めないか思案した結果、「そういえば、あらかわ遊園がリニューアルしたな」と思い出した。思い出してしまった。

しかも、どういう思考回路だったのか今では思い出す事もできないのだが、「ウチから都電が通ってる辺りまで自転車で行ってみようかな」なんて超絶愚策に脳みそが支配されてしまったからさあ大変。

私は板橋生まれであり、板橋区といえば東京の西の果て。対していま住んでいる墨田区(両国)は23区でも東寄り。引っ越ししてもう8年も経っているけれども、未だに「ここからここまでは徒歩圏内、ここからは自転車圏内」といった距離感覚が掴みきれていない。

そのせいで「墨田区から荒川区なら近いんじゃね?」という東京の土地勘が全くないおのぼりさんかのような激しい勘違いをしてしまったのである。


息子にお出かけ準備をさせ「よーし、おとうさんチャリでしゅっぱ~つ!」と意気揚々と走り出したものの、元気だったのは最初の10分くらい。

悪い事に迂闊に浅草経由のコース取りをしてしまったため、初詣客の混雑に巻き込まれて難儀、難儀につぐ難儀。そうだよ、すっかり忘れてたよ、初詣に浅草寺に来る人間がわんさかいるんだよ……。

そんなこんなで、いつまで経っても都電の線路が見えてこない。

上の写真は町屋と熊野前の中間地点の辺りだが、正直もう心がベキベキになっていた。なんでこの場所で写真を撮ったかというと、「ここまでは来た」という証拠を残して引き返そうかと考えたからである。

「色々と諦めてここから南下すれば日暮里・鶯谷に抜けられるし、そこに行き着けの良い銭湯があるし、適当な公園でキャッチボールでもしてお風呂入って帰ればいいや」というプランを実行に移す直前の一枚なのである。

んが、この少し先に都電の線路と舎人ライナーの高架が交差する地点があるので、どうせならそれを見て西日暮里に出るかとちょっとだけ先に進んでみた。

すると人間というのは欲が出るものでして、「熊野前まで来たらあらかわ遊園まで都電の停車場で3つくらいじゃん。ここまで来て引き返すはねえわ」と奮い立ち……

がんばった!オレはマジでがんばった!
もう二度と「墨田区から荒川区はすぐ」なんて言わない!

向島エリアなど墨田区北部から荒川区は川を渡るだけで比較的すぐだけど、オレが住んでいる墨田区南部から荒川区はチャリ圏内じゃない!

何がダメって、墨田区の南北の広さを甘く見てた。
それが最大の敗因である。


七難八苦を乗り越えてやって来ましたあらかわ遊園。
後ろに乗っていただけの息子が自転車を降りる際に「はぁ~~、ずっと乗ってて疲れちゃったよ」と漏らした時にはグーで殴りつけようかと思った。

お前な、お父ちゃんは帰りのバッテリー残量も不安だったから、なるべく節約しようとアシスト機能をONOFF切り替えまくって運転してたんだぞこのやろう。

それもあって腰から下が軽く麻痺してんだぞおい。

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