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ラーメン不毛の地と思っていた清澄白河で見付けた「とにかく茶色い」ラーメン屋さん(東煌ラーメン/清澄白河/ラーメン)

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世間では清澄白河というとオサレタウンと認識されているようだが、私にとっては息子のかかりつけの医者があったり、行き着けのホームセンターがある、非常に「生活向け」の町である。

ある日、私はひとりホームセンターでお買い物。その帰り、小腹が減ってしまったので外食を決意した。

ところが、我が街・両国が無駄にちゃんこを推しているように、この町も油断をすると「深川めし」という名のクソ高い味噌汁ぶっかけ飯を押し付けられるデンジャーゾーン。

この辺りって「これ!」というラーメン屋も殆どないし、"オサレ系" を嫌うと意外とひとり飯の選択肢に乏しいのである。

いっそ北上して森下辺りで見付けようかなと思った矢先、たまたま通り掛かったラーメン屋から良さげなオーラが漂っていた。

何に惹かれたって、そりゃもう「外観の茶色さ」である。ここまで茶色を前面に出して来る人間に悪いひとがいる訳がない。

「茶色いご飯を愛するヤツはみんなブラザー」というデブロジックに背中を押されて入店。ランチタイムを微妙に外れた時間帯だったが、ちらほら客の出入りはあった。地元客が使っているようだったので、やはり悪い店ではなさそう。

今回は初めてだったので、最も無難そうなラーメンとチャーシュー丼のセットにしてみたのだが、なんだかもう茶色い!

表の看板に偽りがなかったと言うしかないほど茶色い!

そして一口も食べていない状態ですでに分かるほど脂っこい!

「うわ~~ギットギトやんけ!」と思いながらとりあえずスープを飲んでみると、これが意外なことに旨味は濃いけどそれ以外は想像以上にスッキリしている。脂のしつこさとか、醤油の塩辛さもなく、まさかまさかのバランス型。

スープは豚の匂いが強く、4~50代のオッサンにとって昔懐かしい「あの豚スープ」の味である。板橋生まれの私としては、東武東上線沿線にポツポツあった『大番』という古いラーメン屋を思い出してしまった。

昔はこういう路線の豚スープのお店がたくさんあったはずなんだけどなあ。東京醤油というと鶏ガラに醤油ってイメージだけど、オレの中ではこういう豚スープに醤油という組み合わせも、東京のラーメンなんだよなあ。

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