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「まず敵を作ろうとする輩」は全て偽物であり、絶対に信用も同調もしてはならない

社民党は「弱者設定」のバージョンアップを怠った

例の車椅子活動家の問題以降、社民党の没落が止められない。いやその前から劇団ならぬ「政党ひとり」状態になるなど酷い状況だったのだが、あの一件で大事な「障害者票」すら失おうとしている。

どうしてこんな有様になってしまったのか理由は様々だろうが、特に致命的だったのは甘えだろう。

あいつらは昭和の社会党の時代から末端の労働者など社会的な弱者を盾にインチキばかりして来たが、それがあまりに「美味しかったため」、時代に合わせて手法をバージョナップして行くという努力を怠ったのではないだろうか。

肝心の政策で与党と戦うのではなく「より便利な盾、より言論封殺できそうな弱者」を追い求め、それを使って自分達のシェアを獲得するという手口に甘え、行き着いた先が例の車椅子活動家なのだ。

しかも、パっと見て分かりやすい弱者様を手に入れてしまったからか、本来助けねばならないはずの、そして自分達の支持母体だったはずの労働者すら切り捨てた。

これは社民党の「弱者設定・弱者認定」があまりにも偏っており、今の時代にそぐわなくなっている証明だと言えよう。

一連の車椅子活動家の手口は、日本人がまだまだ豊かだった時代ならば通用したと思う。障害者様という弱者を前面に押し出せば、みんな差別主義者のレッテルを貼られるのが怖くて黙ったはずだ。それがこれまでの社会党系・共産党系政治家の十八番である。

ところが、今やみんな等しく貧しく弱くなっており "1億総社会的弱者" 状態になってしまっている。そんな時代に「はい、障害者様のお通りです、それ以外の方は一切反論せずに土下座してください」なんてやり方をしては、どういう結果になるか分からなかったのだろうか。

この件については続報が相次いでおり、このnoteでもまた何回か記事にすると思うのだが、今回はもっと根本的な、こういった輩に取り込まれないようにするための大切なポイントをお伝えしたい。

"団体" を見付けたらまずここを見ろ

私は元総会屋の爺様達の元でジャーナリスト修行をしたという非常に筋の悪い過去がある。そのため、必然的に右翼団体などとの付き合いが多かったのだが、何故か十数年前からネットウヨク系団体(厳密に言うと右翼団体含む)を非難し、「右寄りの立場からネトウヨを否定する」というスタンスでいた。

そのせいで付き合いの特に深かったベテラン右翼のオッチャンから「お前、朝鮮人に身売りしたって言われてっぞ」なんて寝ぼけた事を言われもしたが、私の結論は「右翼系の人間はバカしかいないから全員と縁を切る」だった。この判断については今も全く後悔していない。

ところが、そんな私に噛み付いて来て『VSネトウヨ戦線』に後乗りして来たヤツらがいる。それがかの悪名高き『しばき隊』のバカどもだ。
ヤツらは在特会を相手に正義の人ぶって大暴れしたが、その一方で私のような「口うるさい先住民」にもレイシストのレッテルを貼ってパージ(排除)するという手法を使い、手柄の横取りを画策した。
「手柄の横取り」というのは、しばき隊の中枢にいた運動家どものお家芸であり、脱原発運動でそれをやって、散々非難を浴びて、別のシノギが欲しくてVSネトウヨにスライドして来たのである。
ヤツらは飯の種になりそうな場所に後からやって来て、元々その場にいた人間に罵詈雑言ぶつけて追い出し、さも自分達だけが最初からそこで頑張っていたかのように振る舞い、偽りの実績を積み上げて虚栄を張るのだ。

こうした連中に加えて、直近では伊藤和子弁護士をはじめとするフェミ系団体とも名指しでやり合うような揉め方をしているのだが、こうした運動家・活動家には共通するポイントがある。

それが何かというならば「まず何よりも敵の設定を優先する」のだ。

ヤツらは口では色々と聞こえの良い事を言うが、ここを見れば本物か偽物が一発で分かる。社会の問題点を改めよう的なお題目を掲げていながら、やっている事は「特定の属性を持つ人間に対する迫害や弾圧」であったり、逆に「特定の属性を持った人間に異を唱える者への弾圧」であったり。

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