基本的馬権というパワーワードに見る自他境界の危うい人々
またウマか!
いやもうビックリした。日課のtwitter徘徊の最中に「基本的馬権」なんてトンデモパワーワードを見掛けてしまった時には、さすがのオレ様も心臓がひゅん!ってなった。
この記事で触れたが、つい先日病患サンデーの「ウマ娘炎上でっち上げ」があったばかりだし、twitterでみんなが「馬!馬!」言ってるのを横目で見て、てっきり「またウマ娘叩きか。いい加減にしろよ。オレはただ静かにゴルシと暮らしていたいんだよ!」とうんざりしていた。
ゴルシかわいいよゴルシ。
ところが、どんな話題なのか事の顛末を調べてみると、それはそれは恐ろしい、心のお病気しか感じさせない、とてもホラーな事案だったのである。
基本的馬権爆誕!
このtogetterを見れば一目瞭然だが、発端はとある獣医さんが、馬のCT検査の様子を写真に収め、それをtwitterで公開してくれた事にある。
なんでも、アメリカでは日本とは違ってペットとして馬を飼う事が普通なので、日常的な風景なのだという。その説明を読んで、私は「まあ確かにペットが怪我や病気になったら、そういう必要も出て来るよね」と納得した。
※念のため申し訳程度に修正は入れておきます
ところが、世の中はこの手の面白画像に理解ある人間ばかりではない。このツイートに対して、上から目線で削除を求める "正義の人" が現れたのだ。
そして、その人物がいの一番に発した台詞が「基本的馬権」というお腹がしくしくしちゃう単語だったのである。
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