クラウドファンディングに参加した銭湯の見学会に行って来た!(黄金湯/墨田区太平)
『黄金湯』という墨田区の老舗銭湯を大改装して、今風の銭湯に生まれ変わらせようというクラウドファンディングが行われていた。
これに私と女房とでそれぞれ参加していたのだが、300万円予定のところに倍の600万円を超えるお金が集まり大成功となった。
そのクラファンのリターンとして、正式オープン前の見学会への参加券と、プレオープン時の入浴券が送られて来たので、さっそく生まれ変わった黄金湯がどんなものか見に行くことに!
場所は錦糸町のオリナスや錦糸公園のすぐ北側。錦糸町駅から歩いて5分ほどの住宅街の中にある。
以前は古いマンション銭湯という趣きだったのだが、新しい黄金湯はコンクリ打ちっぱなし系のオサレ路線。そして気になる ”BEER BAR” の文字。
入り口を入るなり目に飛び込んで来るのは、番台とビアバーを兼ね備えたブース。なんでも ”黄金湯” という名前のオリジナルのクラフトビールまで準備したという。
さらにターンテーブルまで用意されていて、黄金湯をクラブのように使う音楽イベントも開けるのだとか。
そうかと思うと、目の前にある下足箱は依然と変わらず超レトロなまま。
色々と新旧ごちゃ混ぜになった感じだが、意外と違和感は感じず。
上は女湯の脱衣所、下は男湯の脱衣所。
どちらも鏡が大きくゆったりしている。
洗い場はいたって普通だが、高齢者用に手すりが完備されていて、数は少ないがホースの長いシャワーも用意されていた。
お風呂ゾーンは、あつ湯・薬湯・炭酸泉・水風呂の4種類。
サイズ的には、あつ湯・薬湯・水風呂は2人ならゆったりといった感じ。
炭酸泉だけ広めに作られていて、ここは数人で入れそう。
また、銭湯と言えばペンキ絵やタイルで描かれた富士山といったイメージがあるけれども、黄金湯はストーリー性のある絵巻物といったとても珍しい絵柄だった。
案内してくださったお店の方いわく、歴史の古い街でもあるので、「黄金湯を中心とした江戸時代の庶民の暮らし」といったテーマで描かれたという。
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。