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息子に捨てられた哀れな「捨てカボチャ」の面倒を見続けたら引くに引けなくなった

息子の夏休みが終わるまであと1週間という頃、荒井家は深刻な問題を抱えていた。息子が「自由研究」に全く手を付けていなかったのだ……。

まだ小1だし、そんな派手な事をやらすつもりも無かったのだが、アレは嫌だ、それはやりたくないとピーチクパーチク。その挙げ句に「結局何もやらず」だったもんで女房ブチ切れ。「アタシもうダメだ!あなたが面倒みてやって!もう知らない!」と激怒。いわゆる怒髪天。

仕方なく、今からでも間に合いそうなネタとして、「八百屋で買った野菜から種を取って蒔いたら芽が出るかって観察にしたら?」とご提案。他に選択肢もないし、何よりお母さんが怒りまくっているしで息子さん渋々了承。

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8月23日
近所のスーパーで種がありそうな野菜や果物を吟味。

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あれこれ悩んだ結果、今回はバターナッツカボチャ、ピーマン、パプリカ、茄子、プルーンから種を取り出してみる事に。

また、全て上手く行かなかった時の保険として、子供の自由研究用に売られているブロッコリースプラウトの発芽キットも買っておいた。

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8月24日
まずは野菜から種を取り出し、綺麗に洗ってベランダで天日干しする。
この時点でパプリカとピーマンの種の違いがよく分からない。

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ベランダに出してほんの2~3時間で鳥に襲われた図。せっかく乾かしていた種が散らばってしまい、オレ様は涙目でそれをかき集める。

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8月25日
湿らせたキッチンペーパーの上に種を並べ、暗い所に放置したところ、ほんの1晩で種に変化が。市販されていたブロッコリースプラウトの種(左下)はともかくとして、パプリカの種(左上)やカボチャの種(右下)までベロが出て来た!

本当に生きてるんだなこの子たち!(親が興味津々)

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元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。…

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