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「これが昭和の良心か!」と思い知る下町のコッペパン専門店(青木屋/南千住/パン)

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近頃、メンタルの不調もあって完全に夜型の生活になってしまい、夜通しコソコソ活動して、家族の朝ご飯の用意をして、昼過ぎまで寝るというサイクルになってしまっているアテクシ。

そういう意味不明の生活をしていると、朝に妙なテンションになってしまい、突拍子もない行動に出てしまう訳でございまして。


この日も最初は「女房子供に朝ご飯を用意してあげよう」というごくごく平和な思い付きだったものが、気付いたら家から30分も自転車を漕いで、7時前に三ノ輪駅近くにいるという謎展開。

両国から隅田川を渡り、蔵前・浅草を通り過ぎ、不治の病(痔)を抱えた身でありながらママチャリで疾走するオッサン。ここまで身を削って何がしたかったのかと言うと……


コッペパンの有名店に行きたかったの。

ここは昔から有名なお店なのだが、最近もTVやYouTubeチャンネルで紹介されまくり、日によっては行列ができているという。

少し前に鶯谷のみはるやを紹介したけれども、コンセプトとしてはあのお店にとても近い。大きなコッペパンに具を挟んで、2~300円程度でずっしりとした食べごたえという庶民の味方である。

そもそもコッペパン自体が敗戦直後に国民を飢えさせないためにと定着した食べ物なので、そういう意味では青木屋もみはるやもコッペパンの原点を守り続けてくれているお店だと言えるだろう。

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