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フェミの権威・上野千鶴子、ピル認可をフェミの手柄だと「180度逆のデマ」を垂れ流す(後編)

フェミ問題に興味がおありでしたら、当noteの下記の記事もオススメです。

『初心者向けフェミ問題講座』
・ごちうさ児童ポルノ騒動
https://note.com/oharan/n/ndb4dfeb615a3
・北原みのり、我が身可愛さにろくでなし子を見捨てる
https://note.com/oharan/n/n202758b45f83
・伊藤和子の代表的なデマ「秋葉原は児童ポルノと児童買春の街」
https://note.com/oharan/n/n5aac0efe4032
・伊藤和子弁護士の「AV強要問題」に対する反論#1
https://note.com/oharan/n/n29b4c6b00ce4
・伊藤和子弁護士の「AV強要問題」に対する反論#2
https://note.com/oharan/n/nf50dc98724a9
・伊藤和子弁護士の「AV強要問題」に対する反論#3
https://note.com/oharan/n/n4d4c127caa65
・伊藤和子弁護士の「AV強要問題」に対する反論#4
https://note.com/oharan/n/nf97dbf02c2e8
・今こそ振り返っておきたい「フェミ式児童ポルノの作り方」その1
https://note.com/oharan/n/n5eb284590244
・またも”おフェミ様”が馬脚を現す大炎上「フェミ界の権威・スプツニ子!が代理母出産を推奨」の巻
https://note.com/oharan/n/n0e60203ce056


ルリコ氏による「日本型フェミとピル認可の歴史」

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前回は上野千鶴子がNHKの番組で「ピル認可はフェミの手柄」と、事実とは全く逆のデマを垂れ流した件について書かせていただいた。

今回はその続きとして、自分の実体験を元に「こういう事があったんやで」と解説しようと思っていたのだが、緊急避妊薬の市販薬化に向けて何年も最前線で戦い続けて来たルリコ氏(ピルとのつきあい方(公式) / @ruriko_pillton)が、とても良いツイートをしてくれていたので、それから紹介させていただきたい。

ルリコ氏は60年代~80年代まで、いわゆるフェミやその母体を含む女性運動系の中からは、ピル認可に向けた積極的な動きは無かったと証言している。

流れが変わったのは99年のピル解禁が決定路線となってから。外圧によって日本でもピル解禁しようとなったはいいが、それは「一応認可しましたよ」というポーズを見せるだけで、実際には入手までのハードルが高く、とてもじゃないが必要な女性の手にすぐ届くという状況ではなかった。
ところが、それに対していわゆるフェミ論壇とも言うべき知識人・学者達は無関心だったという。

私が見知った話で言えば、直近のアフターピル(緊急避妊薬)の市販薬化へ向けた騒動については、無関心どころかカルト信者化の進む自称フェミ達が暴走し、ルリコ氏や多摩湖氏といった前線で戦う女性をネットリンチの対象とした。

このように、前回も述べたが私が直接目撃した事案だけではなく、ルリコ氏のような歴史からキッチリ学んでいる人物からしても、ピル認可とフェミなど水と油のような関係性なのである。

多摩湖氏への取材、そして記事掲載

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さて、私がピル問題に興味を持ったのは実はかなり前の話である。
というのも、私は20代の頃にAV監督をやっており、そのツテからAV女優や風俗嬢などセックスワーク系の女性に友人知人が多かった。

中には現役風俗嬢をやりつつ「性の健康」に関する国際会議に出席しているようなレア物件もおり、彼女達とネット上で動画番組を配信したりしながら、私自身も知識を深めていった。

そんなある時、女房が生理痛に苦しみ出し、婦人科に相談したところ、ピルを飲んで周期を調節してみようという話になった。その頃にはすでにピルに対する知識を持てていたので、それを聞いても何とも思わなかったが、当時ず~~っと一緒に番組をやっていた「性戯の味方」こと水嶋かおりん(@kaorinmizushima)に番組中に話題を振ったところ「ピルは未だに誤解が多い!」と吹き上がり出したのだ。

何でも、その当時(おそらく10年くらい前か)はピルを服用すると言うと、恋人や夫に「そんな売女みたいな真似はやめろ」と怒られたり、そうでなくても「子供が産めなくなる」と心配されるといったケースがあったそうだ。

そういう話があってしばらくしてから、緊急避妊薬の市販薬化問題が大荒れになっている事に気付いたので、私はいても立ってもいられず、たまたまTwitterでやり取りのあった多摩湖氏に取材を申し込んだ。

すると多摩湖氏は快くインタビューに応じてくれ、それで出来た記事がこれである(掲載された元のサイトは閉鎖)。

ちなみにこの記事はルリコ氏も喜んでくださった模様。

この記事は掲載元のニュースサイトに載った時点でそれなりに良い反応を得られ、私としても良い記事なったなと思っていたのだが、この記事がキッカケで事態が急展開を見せる。

さだお&多摩湖、責任能力ないひとに誹謗中傷される

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もしかしたらこのnoteにもサラっと書いたかもしれないが、Twitter上で暴れまわるフェミ系アカウントとして有名だった存在に、"ツナミ" という人物がいる。

こいつはもう言動の過激さが「狂っている」と表現すべきレベルで、他者に対する攻撃性の異常なまでの強さや、相手にミュートされてもブロックされても延々と絡み続ける粘着性から、ツイフェミの中でも特に迷惑な存在として知られていた。

私と多摩湖氏は、上で紹介した記事が理由で、このツナミに粘着攻撃を受けるハメになったのである。

このツナミの言動は「妄想癖かお前は」と言いたくなるほど支離滅裂で、多摩湖氏への暴言の数々は元より、私に対しても「関東連合系ライター」という意味不明な罵詈雑言をぶつけてくださった。

何でも、私が記事を寄稿したサイト(旧名:日刊ナックルズ、当時:東京ブレイキングニュース)によく関東連合の話題が載っているからとか、そんな理由だったらしい。

だって編集長が久田将義氏なんだからしょうがねえだろと思うのだが、とにかく私はそれを理由に関東連のメンバーという事にされてしまい、多摩湖氏は「関東連合と付き合いのあるヤリマン」というより酷い肩書に(笑)。

この名誉毀損に手足が生えたような存在のツナミは、それからしばらくしてまたも私のすぐ近くで大暴走し、結果として警察沙汰となってしまう。

上の騒動から半年経つか経たないかという時期に、ツナミは私の知人を相手に問題を起こし、警察に通報され、実際に家に警官が訪ねて行くという事態になった。

結果↓

T氏の誹謗中傷に対して、日対研の清算人および元理事が、2017年5月18日および5月24日に、高島平警察署に被害相談および資料提供を致しました。 その結果、高島平警察署から、6月23日にT氏を取り調べたとの連絡を頂きました。
連絡を受けて、6月30日に、日対研の清算人が、高島平警察署にて捜査結果の説明を受けて参りました。警察によると、T氏は取り調べに於いて、強度の精神障害が見られ、また実際に、精神障害者福祉手帳を受けており、責任能力の観点から逮捕・起訴する事が難しいと判断したそうです。
こうした理由から、T氏の逮捕・起訴は見送られましたが、警察とT氏の間で、日対研および理事に対する誹謗中傷を繰り返さない、ブログおよびTwitterを削除する、などを約束した文章が交わされました。また、T氏の父親も警察から事情を聞かれ、T氏を速やかに入院させる旨を警察に約束したそうです。
警察によると、T氏が今後も、私共に対して誹謗中傷を繰り返した場合は、逮捕・起訴する事になると、T氏に強く警告したそうです。
ちなみに、警察とT氏の間で交わされた文章には、日対研に対する謝罪および反省の言葉などは一切無く、日対研が解散したのは良いことである旨の内容が書いてありました。

ようは、この有名なフェミ垢の中の人は、責任能力を問えないような無敵のひとであったというオチが付いたのである。

ツナミはこれで改心するのかと思いきや、自分のブログにこんなイタチの最後っ屁のような記事をアップした(魚拓)。

https://archive.is/l5TaH

憲法で保障された「言論の自由」「思想の自由」「良心の自由」は断じて尊重されなくてはなりません。

だそうです。

日本型フェミはどうして狂ったか

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ツナミの例は極端としても、日本のフェミの言動は全くもって筋違いで意味不明なものが多い。最後にそうなってしまった理由について述べておく。

日本のフェミニズムというムーブメント(あえて学問だの思想だのとは言ってやらん)は、いわゆる "サヨク" と呼ばれる大枠の中から誕生した。

日本のサヨクには古来より綿々と受け継がれている伝統的な "習性" があり、それは「何でもいいから動員数で勝負する」という点だ。

例えば民青のように「若者を集めて社会を変えるぞ!お前らは1000人動員だ!そっちは3000人集めろ!」のように、デモのためにどれだけの人数をかき集められるかに全てを賭けているようなヤカラが跋扈していた。

このサヨクの習性を悪い形で受け継いでしまったのが、各種女性団体やしばき隊などのサヨクを母体として誕生した行動的な団体である。
しばき隊などは、在特会といった右派系団体の街宣活動に対して、常にそれ以上の人数で取り囲めと指示を出し、必死に兵隊集めをしていた。

フェミも同様で、主義主張の怪しい人間でも、フェミっぽければOKと何でもかんでも受け入れてしまい「見かけの人数だけは多いが中身は……」という存在に成り下がった。

どれくらいフェミ界隈が危ういかと言えば、上のツナミもそうだけれども、男フェミにもMaggyという痺れる存在がいたのは有名な話。このMaggyは強姦事件を起こして長く刑務所暮らしをしていた元ヒステリックブルーのギターのナオキだとほぼほぼ断定されているのだが、こいつが出所後に名前を変えてフェミニストっぽい言動をするTwitterアカウントを開設。そのままフェミ界隈に潜り込み、Twitter上でフェミ系女性達とコンタクトを取りながら、オフ会を開くなどして、コミュニティの中に紛れ込んでいたのだ。

このMaggyは、元ヒスブルのナオキが再び性犯罪を犯してシャバにいられなくなって以降、何故か全く動きを見せなくなった(笑)。

このように、フェミというムーブメントは非常に危うく、さらに言えば「こういう主義主張をするのがフェミである」という思想の軸を持たない。逆を言えば、そういういい加減なスタンスでやって来たから、ツナミやMaggyのような超問題児が入り込んでしまうのである。

ところが、これは何も末端のフェミに限った話ではない。

ここでそもそもの話題に戻るが、上野千鶴子のような権威とされる人物ですら思想的にはブレブレで、今回のように「フェミは邪魔しかしていなかったはずなのにピルの手柄を横取りしようとした」なんて恥ずかしい真似を堂々とヤラかしてしまう。

権威である上野ですらこの恥ずかしい有様なのだから、それよりキャリアも社会的地位も低い連中は何をか言わんやである。

ようはこいつらには 思想がない のだ。
女性にとってどういう社会にすべきかといった ビジョンもない のだ。

あるのは私利私欲であったり、男性嫌悪であったり、その場その場の個人の感情であったり、そんなものをまとめて全肯定するための方便として、フェミニズムという意味のない言葉を使っているに過ぎない のである。

誤解して欲しくないのは、フェミニズムという言葉には「これ」という意味があったはずなのだ。だが、日本のフェミらの大暴走により、もはやその単語は一切の意味を持たない物に変えられてしまった。

つい先日の「フェミサイド騒動」を思い出して欲しいのだが、小田急線の無差別傷害事件が起きた際に、フェミらは一斉に「フェミサイドだ!」と声を挙げた。

ところが、あの事件では誰も亡くなっておらず、死者が出ていない以上はフェミサイドという単語は誤用もいいところなのだが、フェミらは「言葉の意味なんかどうでもいい、あれはフェミサイドだ」と、もはや知性も何もかなぐり捨てたヒステリーな反応で、今も頑なにフェミサイドと言い続けている。

これを考えれば分かると思うが、あいつらは「フェミニズムの定義」どころか「細かい言葉の定義」すら軽んじており、常に自分達に都合のいい意味に改変してしまう悪習があるのだ。

私は日本のフェミが狂った理由はここにあると思う。

確かに、今やっているように言葉の意味も何もかも都合よく作り変え、その場しのぎの感情任せな言葉を喚き散らすだけならば、どんなバカにも狂人にもフェミが務まるだろう。

しかし、そんな事を続けていては、ツナミやMaggyのような人材だらけになるのが当たり前ではないか。それがフェミニズムのためになると思っているのだろうか。

また、ピルという女性にとって絶対に必要な物を否定するような言説になってしまったり、時代が変わってピル認可の動きが止まらないと見るや、突然「ピルが認可されたのはフェミのおかげ」と大デマを撒き散らしてみたり、恥知らずにも程がある。

こんな破廉恥極まりないやり口が学問や思想であってたまるか。

フェミに急務なのは「一人一派」なんて甘ったれた逃げ口上を捨てて、しっかりとした教義を固め、それにそぐわない人間は自浄する事である。

この必要性に気付かないと、フェミ・フェミニズムなんてものは、近い将来肝心の女性から見捨てられる事になるだろう。



※ 本文ここまで
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