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ひょんな事から何十年かぶりに訪ねた東中野のドカ盛り店(大盛軒/東中野/中華)

久々のお天気に恵まれたつい先日のこと、夏休みに入ったことだし、お出かけ日和だし、息子を閉園間近の豊島園に連れて行ってやろうと思い付いた。

だが、豊島園は板橋時代なら池袋経由ですぐだったのに、現在の我が家(両国)からはとても遠い……。池袋にしても練馬にしても、総武線とは縁もゆかりもないのである。

しかも、JRを諦めて大江戸線で行こうにも、途中乗り換えが必要だったり、超遠回りだったりと、絶妙に都合の悪い立地な訳でにんともかんとも。

ナビタイムと相談しながらルートを考えてみたところ、一番簡単なのは総武線で東中野まで行き、そこから大江戸線に乗り換えるルートだと判明。

ちょうどお昼時を少し過ぎたくらいの時間(13:30くらい)だったので、じゃあ東中野でお昼ご飯を食べてから豊島園に向かおうかということに。

東中野……東中野……そういや20年くらい前にこの辺に友達が何人かいて、しょっちゅう駅周りをウロついていたな……。

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そんな古い記憶を呼び起こし、必死に東中野ボキャブラリーを絞り出したのだが、東中野でランチと言ったらここだろう!

東中野のソウルフードである『鉄板麺の大盛軒(おおもりけん)』

コロナの影響もあるし、やってなかったらどうしようかと恐る恐る訪ねてみると、有り難いことに大盛軒は元気に営業中。

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大盛軒といえば ”鉄板麺” というくらい、とにかく鉄板麺が看板メニューなのだが、初見さんのために解説しておくと、鉄板麺と言っても鉄板で焼いた焼きそば的なメニューではない。

豚肉とキャベツを鉄板で炒めた鉄板焼きに、ライスと小ラーメンが付いてくるのが ”鉄板麺” である。麺とは、いわゆるお供ラーメンを指すのだ。

だから餃子麺(餃子+ライス+お供ラーメン)とか炒飯麺(炒飯+お供ラーメン)なんてセットもある。

で、結局のところこのお供ラーメンってのがこの店の一番の ”良心” なんだけど、それについては後述する。

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元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。…

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