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オラが街にも家系が!両国の総武線の高架下に家系ラーメンが爆誕!(吉祥寺 武蔵家 両国店/両国/ラーメン)

両国両国言いながら、厳密に言うと亀沢なんだけどな(挨拶)

それはともかく、ある日女房から「さだおちゃんラヲタでしょ?」と思いもよらぬ言いがかりをつけられた。そりゃ20代の頃には「街道の町」である板橋区で、街道沿いのラーメン屋に通いまくっていた事はあるけれども、今ではラヲタと呼べるほどの知識も行動力もない。

そんな思いを込めて「ボ、ボクはオタクじゃないよ!そもそもラヲタというのは年代や何期のラーメンブームの時に活動を始めたかといったキャリアが重要でござって小生は板橋区や池袋界隈のラーメン屋を自転車で回っていただけの地域限定型なればラヲタなどという呼び名はいかがなものかとデュフフ……」と必死に早口で反論したのだがなめらかにスルー。

こちらの主張など全く意に介さず「いつも息子を連れて行ってる亀沢の図書館あるでしょ?あの辺の総武線の高架下に家系ラーメン屋がオープンしたの。そこおいしいの?」とマイペースに質問を続けられた。

しかも女房がいう「あそこおいしい?」は、「食って確かめて来いよ」の意味であり、オレ様は中年特有のメタボボディに、惜しげもなく家系の油を注がねばならなくなってしまったのである。

でも家系なあ。

不思議なことに、ここ最近は両国の隣町である錦糸町に、妙にレベルの高い家系ラーメン屋が固まり始めているのだ。

中でもnoteで紹介している2軒は分かりやすいと思うが、本当に味のレベルが高い。ジャンクなれど丁寧という、実に素晴らしいお店なのだ。

それがあるのに今さら地元に家系できてもなあ……。

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なんて不平不満を女房様の前でこぼせる訳もなく、味の感想をお伝えするためにさっそく訪ねてみた。

店の前まで来て分かったが、吉祥寺武蔵家の系列か。じゃあ六角屋とかあっち方面のお店だ。この時点で「とりあえず家系として最低限のものは食べられそうだ」と思えた。

ちなみにウンチクを語っておくと、今現在最も広く展開している武蔵家は、いわゆる中野・武蔵家と言われている流派で、実はこの吉祥寺・武蔵家とは無関係。両方とも家系だけれども、細かい部分でお作法が違うので注意すべし。

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なぜかあご出汁のラーメンを強く推していたが、今回は初回で、さらには自分ひとりだけなので、無難に家系ラーメンをチョイス。もし次に来た時は迷う事なくあご出汁ラーメンを食べようと固く決意。

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有料のトッピングも無料の調味料も無難どころが押さえられているのだが、ライスが有料なのは要注意かなと思った。おかわり自由だそうなので、家系+ライスを楽しみたい方は忘れずにライスの食券を買っておこう(※いわゆる青ガッパ的な漬物もない)。

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