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息子とオトナチ○コ

痒がる息子

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先月の中旬頃からだろうか。気候が少し暖かくなって来たからか、息子が妙にあちこち痒がり出すようになった。

元々アレルギー体質を親から受け継いでしまっているので、ハウスダストや花粉などに強い訳がないのだが、それにしても毎晩寝る時間になると目が痒い、背中が痒い、チ○コが痒いと大騒ぎ。
それが理由で来る日も来る日も痒い痒い寝れない寝れないと布団の上をのたうち回られ、痒い本人も辛いだろうけど親も辛い。

我々夫婦はその度に背中をかいてやったり、薬を塗ってやったりかいがいしくお世話をしていたのだが、特に困ったのがチ○コ。こればかりは女房では全く理解できないので、私が対応窓口になるしかないのだが、どうも皮の内側に雑菌が入り込みでもしたのかなという雰囲気。

あ~~多分アレだなあ~~。

オレも幼稚園くらいの頃に ”コドモチ○コ” の皮の先っぽがどうにも痒くて無意識の内にパンツに手を突っ込んで弄ってたら、次第に痒みが強くなり、皮の先ではなく皮の中まで尋常じゃない痒みに襲われたなんて経験があった。

風呂に入った時に息子のムスコをマジマジと観察してみたところ、やはり皮というより皮の中の亀頭周りが真っ赤に腫れ上がってしまっている。

いやあ、これは痒かろう。

素人が見て分かるレベルで我慢じゃどうにもならないものだと分かったので、翌日医者に連れて行く事に。

塗れる息子

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行きつけの医者に見て貰ったところ、やはり診断としては「ばい菌入るからチ○コ弄るんじゃねえぞ」というもの。
痒みについては、だいぶ掻いて悪化させてしまっているので、少し強めの薬を処方するから、それをマメに塗るようにして様子を見て欲しいとのこと。

普段はあらゆる事が適当で注意力散漫な息子なのに、それから数日間は親が何も言わなくても、薬の時間になるといそいそとパンツを脱ぎ、自分で患部に軟膏を塗っていた。どうも本気で耐えられない痒さだったらしい。

だがしかし、息子が自己管理面で驚異的な成長を見せているというのに、肝心の赤みと腫れ、そして何より寝れないほどの痒みはイマイチ治まらず。

どうしてだろうと考えたところ、一点ちょっと気になる部分がある事を思い出した。息子のムスコさんは、亀頭の付け根部分が皮と癒着してしまっており、剥いてもちゃんと頭が出切らない状態だったのだ(いわゆる "カリ" が隠れてる)。
これは赤ん坊の頃からで、私は風呂に入れる度にしっかり皮を剥いて、中までキレイにしていたのだが、付け根が皮とがっちりくっ付いてしまっている点がずっと気になっていた。

そこで医者に「息子のチ○コ事情が良くならない」と相談しに行った際に伝えたところ、医者も気になっていたようで、「確かに癒着してる部分が炎症を起こしている感じだよねえ。あれを剥いちゃって、今出している軟膏を塗るようにしようか」と意見が一致。

2日後をXデーとし、そこで息子をオトナチ○コにする事が決定した。

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