「安い!うまい!意外と自由!」 最近ドハマリしている夢の食材 『豚バラ軟骨』
一月ほど前だろうか。日課の錦糸町ジャパンミートの偵察をしていた際に、普段あまり見かける事のないブロック肉が目に止まった。
もしかしたら以前から列んでいたのかもしれないが、ハッキリとそれを認識したのはこの日が初めてだった。
地域によっては普通に食べられているという豚バラ軟骨さん。沖縄料理で言うところの、軟骨ソーキに使われる部位だ。
店内POPなどにあるように希少部位だそうなのだが、人気がないのか100g79円と非常にお安い。
「もしかして下処理が面倒なのか?」と思いスマホで調べてみると、単に数分茹でこぼせばいいだけで、肉の下処理としては簡単な部類なんだとか。
ただ、美味しく食べるには圧力鍋を使うか、弱火で気長に煮込むしかないそうで、その辺りの面倒臭さが影響しているのか東京では一般的ではないみたい。
私は何故かこのバラ軟骨が気になってしまい、安い事もあってお家に連れて帰る事にした。
"軟骨" と名が付くだけあって、生の段階では「動物園で猛獣のエサにする部位」といった印象。立ち位置的に、牛のすじ肉なんかにとても近そう。
とりあえず、水の段階から肉を入れて、フツフツして来たらアクが出なくなるまで数分茹でる。地味ながらいやぁ~な臭いがあるので、しっかり茹でこぼしてアクと臭みを抜こう。
数分抜いてアクを取ったら、一度皿に取り出してお休みさせる。その間に鍋をしっかり洗い(臭み取り)、水・酒・調味料などを入れて本格的に煮込んで行く。
今回は
本だし 小さじ2
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
を合わせ、肉がしっかり浸るくらいに水を入れて火にかける。肉に満遍なく熱が入るように、キッチンペーパーを落し蓋代わりに上に乗せておいた。
圧力鍋ならば1時間程度で済むらしいが、今回はストウブの鍋で密閉し、圧力鍋と似たような状態で数時間煮込み続けてみた。
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。