SOD系のAVメーカーが堂々と要友紀子支持、AV新法反対運動を開始
明らかに「業界の常識」に変化が
SWASHの代表として、長年に渡ってセックスワーカーの労働問題を中心に、社会的弱者への支援活動を続けていた要友紀子氏。
彼女が今回の参院選への出馬を表明したことはすでに何度もお伝えしている。noteやTwitterのアカウント名を見れば一目瞭然だが、私は元AV業界人として、要友紀子を全力で推している。
ところが、セックスワーカーの人生を背負う要友紀子が出馬したり、その直前にはAV新法などという違憲の可能性が極めて高い悪法が施行されてしまったりと、セックスワークに絡む大きな話題がいくつも起きているのに、これまでAV業界(主にメーカー)はあまりに静かすぎた。
静かどころか、この記事で暴露してやったように、AV業界の最大手様はAV新法によるAV業界の危機を「むしろ大喜びでスルーしている」のだ。記事中にも書いたように、最も資本力のある自分達以外が全滅し、その後に好き放題できる絶好のビジネスチャンスだと受け取っているのである。
こんなクソみたいな思考を持った企業が業界最大手であるからこそ、AV業界はこれまで様々な問題を起こして来たと言っていい。それを反省することもなく、この期に及んでまだコレだというのだから救いがない。
ところが、この最大手様の顔色を伺ってこれまで無言を貫いていたAVメーカーの中から、業界内の圧力に負けず声を挙げる者が現れ始めた。
SOD系メーカーが要友紀子の応援&AV新法反対運動を開始
まず最初に動いたのは、私も過去に作品を撮影させてもらった事のあるナチュラルハイだ。
ナチュラルハイは得意なジャンルが "痴漢" と "ドラッグ" というナニがアレなメーカーなのだが、そんなメーカーの公式サイトにデカデカと要友紀子の応援バナーが貼られたのである。
また、それに合わせてAV新法反対署名へのバナーリンクも貼っており、AV業界最大手メーカー様のご意向などガン無視の姿勢を見せている。
これに続けとばかりに、ナチュと繋がりのあるメーカーを中心に、【要友紀子推し&AV新法反対】の動きが活発化している。
たとえばダンディとコスモス映像。この2つはサイトを共有しているのだが、ご覧のように自社の新作情報などよりもデカデカと、まるで要友紀子の公式サイトかのようなサイズで推し活をしている。
それだけではなく、このようにAV新法反対署名と合わせてバナーも貼ってあり、グループの長であるSODよりもよほど目立っているという。
さらに酷い(褒めてる)のはひよこである。こちらは主にロリ描写を得意としているメーカーなのだが、そんな作風に似つかわしくない要友紀子のドアップをサイトトップでこれでもかとアピール。
熟女系メーカーに鞍替えしたのかと不安になるレベルである。
また、露出系作品を得意とするSUNも、Twitterの公式アカウントの固定ツイートで要友紀子推し。そのすぐ下ではAV新法反対署名へ誘導している。
このように、今までは黙り込むばかりだったAVメーカーが、明らかに動きを変えて来ているのだ。
反AV派は "囲師必闕" を知らな過ぎた
「囲む師は必ず欠く(囲師必闕)」という言葉がある。これは孫氏の兵法の中でも特に有名なもので、「敵を完全に囲ってしまうと死を覚悟して強く抵抗してくるので思わぬ損害を出してしまう。だからわざと囲みを不完全にして逃げられると思わせろ」といった意味になる。
ようはこちらが攻め手の際に、なるべく損害を出さずして勝ちましょうという考え方なのだが、反AV派にはこの知恵が無さ過ぎた。
イデオロギーやカルトな教義に目が眩んだのか、AV業界を反撃して来ないサンドバッグと思い込み、攻め過ぎてしまったのである。
その結果何が起きたかは皆さんもご存知だろう。
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