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【プロレスで炎上事案】 自分の感情を反射的に直接他人にぶつけようとするのは「バカがやること」


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新日オカダとノア清宮の間でトラブル?

[時系列]
1/21 新日本プロレスの興行でノアとの団体対抗戦が行われ、オカダ選手と清宮選手がタッグで対決。試合中、試合権利のない清宮選手がリングに入り、カットプレーとしてオカダ選手を攻撃。これが背後から顔面へのキックという危険な攻撃だったためオカダ選手がブチキレ、場外での乱闘に発展し、ノーコンテンスト裁定となる。

1/22 翌日、ノアの興行で2月に行われる武藤敬司の引退記念興行で、オカダと清宮のシングルマッチを行うと発表。
ところがオカダは「顔面を蹴ってキッカケを作った程度で戦えるほど自分は安くない」と拒否。

1/27 清宮がTwitterでオカダを挑発。

と、プロレス的によくある盛り上げと感じるお話なのだが、今の御時世と言うべきなのか、もしくはプロレスが原点回帰したと言うべきなのか、ちょっと予想外の展開になってしまっている。


清宮選手に直接罵詈雑言をぶつけるバカが続出

清宮選手の名前がTwitterのトレンドに上がっていたので何かと思ったら、清宮選手への直リプ・引用リプの他に、ハッシュタグを付けてこのオカダvs清宮ストーリーについてツイートしている人が大勢いるようだ。

その中には清宮選手の人格攻撃をしてみたり、単なる誹謗中傷としか受け取れない言葉を投げ付けているヤツが一定数おり、「今って令和だよな?」とドン引きしてしまった。

いやあ、プロレスに熱くなるのは良いと思うけど、それって「どういう試合になるんだろう?」という期待を込めた声援であるべきで、個人攻撃を直接ぶつけるってどういう知能の持ち主なんだろうか。

昭和の時代には、プロレスを本気で見過ぎてしまったひとが、悪役レスラーの家に石を投げ込んだなんて話をよく聞いたけれども、いま清宮選手に中傷リプをぶつけてる連中ってそれと全く同じオツムな訳で。

ノーコンテンスト裁定になった事について「興行としてどうなのか」なんて尤もらしいクレームを入れてる人間もいるけどそれすら微妙で、ノーコンテンストだろうと反則裁定だろうと、逆に3カウントやギブアップのようなキレイな決着にしても、全てひっくるめてプロレスという作品である。

もしその作品の仕上がりに納得がいかないとしたら、それはその試合を作った全ての選手・スタッフの責任であって、選手個人のせいではない。オカダ・清宮のタッグ戦の結果が気に入らないというなら、それはオカダ選手のせいでもある。交通事故のように責任の割合の問題はあるけれども、選手ひとりで試合・興行を作っている訳じゃない。

それを熱心なオカダファン、新日ファンと思われるアカウントが口汚く清宮選手を罵るとか、さすがに脳みその回転が足りなくて笑えないよ。
お前ら単に気に入らない選手に罵詈雑言をぶつけたいってだけで、適当な言い訳を探してるだけだろ。

過去にも試合結果に納得いかなくて金返せコールが起きたり暴動が起きたりって事例はあったけど、そういう客の怒りは団体に向くべきものであって、個人攻撃なんてバカ過ぎて草も生えないわ。

そういうすぐムキになるアホはプロレス業界からしたら良いお客さんでもあるんだろうけど、そのプロレス業界には「クソくだらないSNSリンチで木村花という宝を失った」という酷いトラウマがあるのを忘れるなよと思う。

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