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錦糸町を代表する深夜型中国料理店に家族を連れ込んでみた(錦華苑/錦糸町/中華)

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お買い物のために、家族3人2台のママチャリで西へ東へ走り回っていたある日、気付けば子連れだというのに20時を過ぎてしまい、おまけに晩ごはんを食べそびれてしまっていた。

当然のように腹が減ったと騒ぐ息子。

そのクセ、ちょっと気になる南インド料理屋を見付けたのでそこに寄ろうと思ったら「ボクきょうはカレーはヤダ」とワガママを言いやがり……。

こんな調子であれはヤダ、これもヤダと時間もないというのにグダグダ言いやがったため、私より先に女房がブチキレ。「次にお父さんが入るって言った店に入るからね!?嫌なら食うな!」

私を放ったらかしにして殺伐とする母と子。そんなプレッシャーを掛けられては、私もどんな店を選べばいいのか混乱してしまう訳で……。

「だったら味うんぬんは度外視して、とにかく安上がりで無難な店で誤魔化そう!」と、錦糸町の明け方までやっている中国料理店へ突撃。

ここは過去に何度か夜中に1人で呑みに来ているのだが、家族連れで来る選択肢には入れておらず、女房と息子は初体験。

まあ立地がねえ、錦糸町の中でも特にピリっとした空気が流れている場所だからねえ。一応墨東病院のすぐ近くではあるんだけど、その墨東病院がラブホ街のど真ん中にあって、歌舞伎町を思わせるいかがわしい風俗ビルに取り囲まれているという、有り得ない立地だからねえ……。


で、このお店は「大陸系のひとが経営する飲食店あるある」で、価格設定が色々とおかしい。まずお酒はそこまで安くはなく、頼み方を間違えると非常に高く付くのだが、晩酌セット「一品料理+アルコール」で頼むと770円とかなりお得になる。

生中が530円くらい(酎ハイが400円程度)するのに、それに1品料理を付けると770円というのは中々ナニがアレである。

メニューは一通り揃っており、こちらの価格設定はまあ仕方ないかなといったところ。やはりこっちのお値段を基準に考えても、晩酌セットのお得さは何かがおかしい。


だがこの店で最もおかしな事になっているのは餃子である。1個36円という、昔ながらの持ち帰り専門店かのような価格。10個頼んでも360円と、スーパーのお惣菜コーナーかと言いたくなるほどお安い。

このため、特に安い店ではないのに「晩酌セットと餃子5個なんて頼み方をすると1,000円未満になる」というバグが発生。

きっとそういう楽しみ方をするのが正しい店なんだと思う。

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