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アテがハズレまくった夜に出会った良CP店(焼小龍包ドラゴン/蔵前/台湾料理)

ある日、なんやかんや忙しく料理を作る気がしなかったので、年越しそばの際に初めて訪ねて「ここだ!」と惚れ込んだ蕎麦屋に行こうと思い立った。

だが、こういう状況なのでちゃんと営業しているかどうか分からないため、"できるオレ様" は前もって電話を掛けて営業時間を聞くという好プレー。その結果「20時まで営業しています」という言質を取れたので、家族3人でチャリンコ飛ばして浅草へ。

ところが何という亊でしょう、着いてみたらお店は緊急事態宣言下だからか休業中。「え、さっき電話出ただろおい!」と携帯の履歴を確認してみると衝撃の事実が発覚。

なんとこのお蕎麦屋さん、浅草界隈に全く同じ店名の蕎麦屋がもう一軒あり、どうもオレはそちらに電話を掛けてしまっていたようなのだ……。

オレ様は荒れた。ズタボロの心を慰めるため、酒と女とバクチに逃げ……ようと思ったけどコロナ禍の貧民の身分ではそれも出来ず、おまけに雨まで降って来て、豆腐メンタルのオレ様は発狂待ったナシ。

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そんな時にたまたま通りかかったのがこのお店!
息子連れなので、お店選びの第一条件として幼児が食える物がなければならないのだが、焼き小龍包は大好物なので、それさえあれば大丈夫。

あまり高くなさそうだし、失敗したら失敗したで次の店に逃げ込めばいいやという亊で、今日の晩御飯はここに決定。

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まずはお酒チェック。ビール・ハイボール・焼酎割り系と、原則として安酒中心のラインナップ。中でも幅の広さや低価格さが目立つのはハイボールか。トリス・角・ジムビームの安酒3種の神器が揃っているだけではなく、メーカーズマーク・ラフロイグ・カバランまであるのはニヤっとする。

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お料理メニューは少数精鋭でこんな感じ。中国料理というより、台湾料理屋なんだろうなという印象。そして小皿サイズなのか全体的に安い。〆メニューだろうと何だろうと500円以上がスープワンタン以外にないっていう。

ただ、〆がルーロー飯とビーフンしかないってのが気になった。

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一杯目は大好きなビームハイのメガジョッキを選択。メガと名乗っても許されるしっかり容量で580円。これは安い。

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元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。…

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