ALS委託殺人問題「日本で最も票を入れるべきではない政党」が決定! 維新はナチスの劣化版

ここまで破壊力のある暴言は久々に聞いた

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維新の馬場幹事長が ”尊厳死” についてトンデモレベルの暴言を吐いてくださった。

先日発生したALS患者の委託殺人事件をキッカケに、政務調査会に 『尊厳死を考えるプロジェクトチーム』 を設置するとのこと。

それだけならば「勝手にやっとれ」という話なのだが、聞き捨てならないのはALS当事者であるれいわ新選組の舩後議員に対して「議論の旗振り役になるべき方が議論を封じるようなコメントを出している。非常に残念だ」などと余計な一言を付け加えた事だ。

文章としては2~3行の短いものなのだが、その内容を深く読み込んでみると、維新という政党が抱えているヤバさがこれ以上ないほど詰め込まれている。

舩後議員は何を言ったのか?

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ではまず、舩後議員が何を言っていたのかを見てみよう。

これは維新のPT発足より1週間近く前の今月23日に、ALS委託殺人事件を受けて公開したコメントである。

※京都新聞WEB版より引用
「患者同士が支えあうピアサポートなどを通じ、自分の経験が他の患者さんたちの役に立つことを知りました」とし、「『死ぬ権利』よりも、『生きる権利』を守る社会にしていくことが、何よりも大切です。どんなに障害が重くても、重篤な病でも、自らの人生を生きたいと思える社会をつくることが、ALSの国会議員としての私の使命と確信しています」

私個人の考えとしては、舩後議員の言いたい事も分かるが、同時に「安楽死を法的に認めて欲しい」という声も理解できる。
よって、舩後議員のコメントは私の考えとは少々異なる物なのだが、それでも「議論を封じられた」とは思えない。

何故ならば、議論というのはこのような相反する意見を出し合いつつ、落としどころを探る作業だからである。

この程度の意見の相違を受け止められないって、じゃあ維新が考える ”議論” ってどんなもんなんだよと思う。
この程度がダメだと言うなら、最初から答えが決まっていて「サンセー!サンセー!」と言い合うだけの茶番しか出来なくなるが。

維新、舩後議員に怯えて先に仕掛けて大失敗

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そもそも、舩後議員は維新のPT発足にあたって何か言った訳ではない。

事件直後にALS患者のひとりとしてネットや取材の場などで自身の言葉を発しただけであり、それは維新うんぬんより一週間も前の話だ。

それを今さら掘り起こして来て、時系列を無視して「議論封殺だ!」と因縁をつけるというのは、明らかに維新の方が筋道としておかし過ぎる。

舩後議員の発言がそれほど恐ろしいのだろうか。
それほど不都合だったのだろうか。

ならば、むしろ舩後議員に対して言論封殺を仕掛けたいのは維新の方なのではないか?

何故なら、ハナから舩後議員と議論する気も、その自信もないからこそ、「議論を封じる卑劣な言動である」といった印象操作が必要だったのだろう?

そうじゃないならば、堂々と舩後議員らと議論をすればいいじゃないか。

結局、維新の馬場幹事長は尊厳死について自分の好き勝手にしたいだけであって、絶対に意見が合わないであろう舩後議員に対して、予め口を塞ごうとして失敗したという、あまりにバカ過ぎる話なのだ。

これってフェミやしばき隊なんかと同じテクニックなんだけれども、今のご時世「最初に被害者ぶった方が勝ち」という考え方があるのね。

この一件も、維新はテメエらの言い分に自信がなかったものだから、舩後議員に対して 「先に被害者ぶろう」 とした訳だ。それで出て来た言葉が「議論を封じる!」なんだな。

舩後議員は何も議論を封じたくて発言した訳ではないし、維新が動くよりよっぽど先に発していた言葉だってのに、維新が後から「舩後に議論封殺された~!」と言いながら話に割って入って来たと。

維新てどんだけ無様かつバカなんだろう。

流石に幹事長の発言なんだから、これを「維新ではなく馬場個人の~」なんて言い逃れるのは無理がある。

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