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石丸伸二都知事を誕生させる方法

noteについては、相当久々の投稿となる。久々にここで書いてみようと思ったからだ。

題材は、木曜から始まった都知事選のこと。

実は私も石丸氏に関しては最近、現代ビジネスに記事を書いた。

一見、石丸氏を批判しているように見えるかもしれないが、よく読んでもらえばわかるが記事自体は中立的だ。私個人としては、むしろ石丸氏の切れ味には感心していたほうであり、都庁に旋風を巻き起こしてくれないかとひそかに期待している。

が、世の中的には、さすがに泡沫候補ではないにせよ、小池には届くまい、と多くの人が思っている、、、

はずだったが、ここ数日の動きを見ていて、石丸伸二氏は十分、小池・蓮舫と戦えるポテンシャルを感じるようになった。

が、まだ、あくまで戦える、といった程度である。問題は、これからこのうねりをどう大きくしていくかだ。その方法については、私に1つ思うことがある。

実は私、昔、学生時代の知り合いの選挙を手伝ったことがあって、その時の記憶なんだけども、選管公認で、公費で「私に投票よろしく」って、アピールを送るための公選ハガキってのがあるの。

これは、郵送代が全部公費持ちになるのが特徴。選挙にチャレンジする人が、選挙区の有権者の名簿を作りたがるのは、こういうものを送るのに活用できるからだ。

しかし、このハガキは単に選対本部が持っている名簿を使って有権者に送るだけではあまり意味がない。上記リンク先の例を見てほしいのだが、ハガキの中には「私も応援(推薦)しています」みたいな欄があって、そこには、ハガキの宛名となる人の知人の名前を書けるようになっているのだ。

ピンとこないかもしれないのでもう少し説明しよう。

このハガキを使う場合、選対本部は、自候補の支援者たちにこのハガキを何枚かずつ配る。支援者たちは、「私も応援しています」欄にまず自身の名前を書き、次に宛名については、候補者の選挙区に住んでいて年賀状をやり取りしているような知り合いの住所と名前を書く。そのまま個別に郵便ポストに投函するのはダメみたいなので、選対本部がそのハガキを回収し、郵便局でまとめて発送手続きするのだそうだ(昔の話。今も変わっていないと思う)。それでハガキが届いた宛名の人からすれば、自分の知り合いがこの人を薦めてきたんだな、ということになるわけである。

※ちなみに、もっと組織的なやり口になると、同窓会や社員名簿とかを使って、(事前に承諾を得た上で)ある有力OBの名前を使って、私も応援していますとして、地区内のOBに片っ端から手紙を送ってしまうなんてこともしていた(多分今もやってるんじゃないかな。確か政治活動は個人情報保護法が適用除外のはず)。

で、今回の選挙で言えば、自分は石丸さんに共感するけど東京都に住んでいないから一票で応援できないという人がいる場合、でも東京に住んでる知り合いはたくさんいて住所も知っているから、私が推薦しますと名前を書くから誰々さんに送ってください、みたいなことができるわけ。

そんな面白い仕組みがあるもんだな、とは思うものの、さすがにアナログだし、組織選挙であるとか、事前に準備していたとかでもないと、さすがに今回のような短期間の選挙でやるには、残念ながら手間がかかりすぎて難しい。

ならば、この公選ハガキに似た手法を、より効率的にデジタルで代替することはできないだろうかと考えた。それは、ハガキをSNSに変えるだけ。おそらくできると思う。

すなわち、石丸氏を応援している人が、都内在住の知り合いにこんなLINEを送ることだ

政治に関心が薄い時代だけれど、石丸伸二さんて凄い人がいる。政治も捨てたもんじゃない。とりあえず動画1つ見てみくれればわかる。なお、投票の際はくれぐれもフルネームを書いてね(石丸が二人出てるから)。<URL>

こんなLINEが来て、動画を見て凄いと思ったら、送られたうちの何人かはまちがいなく投票に行くと思うわけですよ。

このように、都内に住む石丸応援団も、あるいは都民でない全国の石丸応援団も、東京の有権者の知り合いがいたら、とにかくLINEで石丸推しをすればいいのだと思う。

でもそんなことやっていいのか?という気もしなくもない。

だが従来から、電話とかリアルに訪問することによる投票依頼を、某政党とその支持母体はナチュラルに実行していたよね。だから今回、全国の人々が石丸さんの凄さに共感して、都民に対して、石丸さんに入れてよ!という大運動が起きても何も問題はない(なお、SNSやメッセージ機能での呼びかけはOKだが、電子メールによる投票依頼はダメなようだ)。

これで、成果に繋がったら、本当に、

山が動いた

ってことになる。ある意味期待してしまうね。

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